納入事例集 (照明器具) 物件詳細: 米子駅南北自由等整備事業

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  • 交通施設
  • 鳥取県
  • 階段・通路・エスカレータ
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米子駅南北自由等整備事業

米子駅周辺は、JR山陰本線で駅南・駅北地区に分断されており、両地区の連携の不足や移動の円滑化、歩行者の回遊性さらには、駅へのアクセスが駅の北側に位置する駅北広場に限られており、駅北広場へのアクセス集中による交通の錯綜などが課題となっていました。これらの課題を解消するため、米子駅の南北地区を連絡する米子駅南北自由通路、駅南広場等の整備がおこなわれました。また、ユニバーサルデザインを取り入れ、だれもが安全に・安心して利用できる施設となっています。
 南北自由通路の愛称は「がいなロード」、デザインコンセプトは「豊かな自然にはぐくまれた文化を象徴する駅」となっています。

階段・通路・エスカレータ

自由通路は南北の街を繋ぐ架け橋として「出雲街道の要所・山陰鉄道発祥の地に人々の集積と交流が織りなす“商都”」をコンセプトにしています。
自由通路のほぼ端から端まで4列の直線的な照明を用いることで、非常に遠くまで道が繋がっているような感覚を持たせました。この4列の照明のうち外側の2列は建築のスリット内に仕込み、“直線的な照明と床面の明るさの確保”という2つの役目をはたし、間接照明のみでは不足しがちな照度をカバーしつつ演出効果も生み出しています。

階段・通路・エスカレータ

メインとなる北側の階段と南側の階段はどちらも大きく吹抜けた空間となっています。
天井面に自由通路と同じ智頭杉を使用しており、この“材質を目立たせる目的と、空間を明るく開放的に見せる目的”の両方を黒い四角柱に取り付けたアッパー照明が担っています。
このアッパー照明で天井面を明るく照らすことで“明るさ感”を高めていることに加え、開口径を抑えたダウンライトにより、天井部分の照明器具の存在感を抑えながら床面照度も確保することを実現しています。
これらの照明手法を組み合わせることによって、「ダイナミックな開放的空間を演出しながらも、均斉の取れた明るい安全な床面照度を確保」することが出来ています。

外観・ファサード

駅の象徴となるファサードは大きなガラスで駅の中を見通せる非常に透明感のある造りとなっています。周辺の駐車場やロータリーの既設照明と切り分け、“米子駅”と一目でわかるように軒下のダウンライトを含めた駅の施設の照明は全て3500Kの色温度に統一することで区別しています。 
また、北側のファサードにはフルカラーアッパー照明を7台配置しており、米子市で催されるイベントや季節の行事に合わせての演出が可能となっています。常にカラー演出を行うわけではなく、イベント期間中のみ点灯させることで“特別感と経済性の両立”を図っています。

建物分類
交通施設
都道府県
鳥取県
施主
米子市
設計
ジェイアール西日本コンサルタンツ株式会社
西日本旅客鉄道株式会社
施工
西日本旅客鉄道株式会社
広成建設株式会社
電気工事
西日本電気システム株式会社
竣工
2023年07月
特徴
米子駅周辺は、JR山陰本線で駅南・駅北地区に分断されており、両地区の連携の不足や移動の円滑化、歩行者の回遊性さらには、駅へのアクセスが駅の北側に位置する駅北広場に限られており、駅北広場へのアクセス集中による交通の錯綜などが課題となっていました。これらの課題を解消するため、米子駅の南北地区を連絡する米子駅南北自由通路、駅南広場等の整備がおこなわれました。また、ユニバーサルデザインを取り入れ、だれもが安全に・安心して利用できる施設となっています。
 南北自由通路の愛称は「がいなロード」、デザインコンセプトは「豊かな自然にはぐくまれた文化を象徴する駅」となっています。

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