街路灯リニューアル用ポール「QQポール」導入前点検リスト
既存のポールの強度を十分チェックした上でご採用ください。
このチェックリストは事前調査(完成図書、図面などの資料による)と現場調査を行うことにより、QQポールの施工が可能であるかを診断するものです。ご採用・購入前には必ず実施してください。
- 参考資料:社団法人 日本照明器具工業会「鋼製照明用ポール点検・診断のおすすめ」JLA1018
着手前のご注意
外観はきれいに見えてもポールの中やコンクリートの基礎が劣化している場合があります。
お施主様に現在の状況を十分ご説明いただき、ご同意を得た上で施工してください。
お施主様に現在の状況を十分ご説明いただき、ご同意を得た上で施工してください。
チェックリスト
- QQポールを使用する前に下のチェックリストを確認してください。10の項目がすべてOK(Yes)であることが必要です。
1.埋込式鋼管ポールであること
-
対象外
- ベース式
- テーパーポール
- アルミポール
テーパーポールとは
-
道路照明などに使われる先端にいくほど細くなっているポールです。
YESなら次へ進む
2.リニューアル後のQQポールの高さが既設ポールの高さ以下(最大4.5m以下)であること
YESなら次へ進む
3.ポール下径部がφ114.3・φ139.8・φ165.2・□125・□150のいずれかであること
-
下径部とは
2段ポールの場合は下の太さです。
YESなら次へ進む
4.クラックがないか確認(※)
-
コンクリート基礎の表面状態を把握してください。
※土砂、砂利、インターロッキング、アスファルト、芝生などがある場合は、一時的に除去してください。
YESなら次へ進む
5.ポールを揺すって明らかなぐらつきやスキマがない
YESなら次へ進む
6.地際付近が曲がっていない
途中で傾いている場合はOK
地際(じぎわ)とは
■基礎が地面より上に露出していない場合
■基礎が地面より上に露出している場合
または
「地際」は植木などが地面と接するところとされており、工事用語としてはさまざまな解釈がされているので注意が必要です。
YESなら次へ進む
7.電源ユニット収納の開口部より下は空洞(配管、配線以外)
YESなら次へ進む
8.基礎から下250mmには電源引込口がない
-
開口部より覗いて下部を観察してください。
YESなら次へ進む
9.旧引込み電線管(FEP管)直径2本分がQQポールの内径以下
旧FEP管1本の場合は基本OK。
基礎境界部から上に穴あきがある場合について
強度確認の結果、事前のチェックが不要であることが確認できたため本チェックリストの項目から除外しました。