AiSEG3 エネルギートレンドセミナーレポート

2024年12月3日「AiSEG3 エネルギートレンドセミナー」を開催しました。
本セミナーでは、芝浦工業大学建築学部長・教授の秋元孝之氏を迎え、シェアリングエコノミーを通じた新しいライフスタイルを提案する活動を行う石山アンジュ氏の進行のもと、「エネルギーを最適化した家計にやさしく地球に配慮した未来のくらし」をテーマにお話しいただきました。
登壇者プロフィール
-
1988年早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻修了後、清水建設株式会社入社。93~95年カリフォルニア大学バークレー校環境計画研究所を経て、99年清水建設退社。同年より関東学院大学工学部助教授、教授。2007年より芝浦工業大学教授。2021年より同建築学部長・教授。博士(工学)・一級建築士。
-
「シェア(共有)」の概念に親しみながら育つ。シェアリングエコノミーを通じた新しいライフスタイルを提案する活動を行うほか、政府と民間の間で規制緩和や政策推進にも従事。2018年10月Z・ミレニアル世代のシンクタンク一般社団法人Public Meets Innovationを設立。 新しい家族の形を掲げるコミュニティ「拡張家族Cift」 家族代表。世界経済フォーラム Global Future Council Japan メンバー。USEN-NEXT HOLDINGS 社外取締役。ほかに「羽鳥慎一モーニングショー」木曜レギュラー、「真相報道バンキシャ!」「アサデス。」にコメンテーターとして出演。2012年国際基督教大学(ICU)卒。新卒で(株)リクルート入社、その後(株)クラウドワークス経営企画室を経て現職。デジタル庁シェアリングエコノミー伝道師。著書に「シェアライフ-新しい社会の新しい生き方-」、新著に「多拠点ライフ-分散する生き方-」Forbes JAPAN「日本のルールメイカー30人」に選出。
エネルギーに関する社会課題とは
秋元氏より、喫緊の課題である地球温暖化の防止に向け、カーボンニュートラル化の実現がなぜ必要なのか説明があったほか、カーボンニュートラル社会の実現に向け我々が実践すべきエネルギーマネジメントの重要性について、示されました。
エネルギーをコントロールできる高い性能を持った住宅が必要

世界中の国々で地球温暖化防止やカーボンニュートラル化を目的とした取り組みが実施されているなか、これらの実現に向け、秋元氏は「家庭を含む民生部門でのCO2の排出量は全体の約3分の1を占めています。そのため、住宅分野でも、太陽光発電の導入による再エネの活用、さらにZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)といわれる自家消費型住宅の普及などに積極的に取り組んでいく必要があります」(※図①)と住宅分野における個人での取り組みの重要性について語りました。2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けた「2030年目標」の達成について必要なことを聞かれると、秋元氏は「国としても、2030年には新築住宅の約6割に太陽光発電設備を搭載する方針となっています。また、設備を搭載するだけでなく、太陽光発電で作った地産地消のエネルギーをうまくコントロールすることも重要。これらを自動的に行ってくれる、高い性能を持った住宅そのものが今後求められます」と話しました。野村氏も「太陽光発電で作った電気をどのようにうまく使うのか分からない方が多いと思います。生活者が積極的に節電やエネルギーコントロールに取り組むことも大事ですが、上手に電気をコントロールし、地産地消できる高性能な住宅というのを我々も作っていかなければならないと思います」と、高い性能を持った住宅の必要性について語りました。

家庭でのエネルギーコントロールや節約を実践するのは難しい

議論は、家庭でのエネルギーコントロールや節電・節約の話題に。石山氏より「エアコンの使用を控えるなど、自分で思いつき、実践できることは限られます。快適なくらしを保ちながら、節電・節約を実践するにはどのようにしたらいいでしょうか?」と問いかけがなされ、秋元氏は「太陽光発電の電気をうまく活用していくことが必要ですが、個人で電気の使い方をその場面ごとに判断していくのは非常に難しいのが実態です。これらを自動的にフォローしていく住宅が今後求められています」(※図②)と話し、野村氏も「家庭のなかでそれぞれ節電は実践していただいていると思いますが、太陽光で作った電気をいかにうまく使うか、という視点が重要になります」と回答し、地産地消したエネルギーをどのように活用していくのか、その使い方が重要であることを話しました。

パナソニックが提案する「知能を手に入れた家」とは

野村氏より「AIが車の自動運転という形で影響力を持っていますが、住宅においてもエネルギーの自動コントロールという形で影響力を発揮していきたいです。パナソニックでは、AIが住まい手の生活パターンを学習して、生活する人に合わせて快適なエネルギーコントロールを実現する「知能を手に入れた家」を提案しています。これらを実現するのが【AiSEG3】(※図③)です。【AiSEG3】では、現在76%まで太陽光発電の活用効率を高めることができています。また、EV車から電力供給もでき、日本においては、災害対策という面でも有効です」とコメント。各設備機器と連携し、太陽光発電の自家消費を促進し、経済性と快適性を両立をめざす【AiSEG3】について、その魅力を語りました。秋元氏は「いままでの24万件の蓄積データを活用し、再生可能エネルギーの活用を促す、頼もしい製品。【AiSEG3】を使って、停電時も、生活に不便が出ないようにすることができるということは大変素晴らしいと感じました」と期待を寄せました。石山氏も「Aiによる住宅のエネルギーコントロールがより身近なものになっていることがよく分かりました」と【AiSEG3】で叶えるくらしに期待を寄せました。

AiSEG3|製品魅力について
AiSEG3
で地球に配慮した
未来のくらしを
トークショー終盤では、【AiSEG3】が叶える環境貢献と社会課題解決がトークテーマに。地球温暖化やエネルギー社会への課題解決に、【AiSEG3】がどのように貢献するか語りました。 秋元氏は「私たちは持続可能な社会を目指していますが、生活する私たちが快適でなければ、持続可能な社会を実現することは難しいです。【AiSEG3】は生活者の負担や電気代削減にも貢献できるため、カーボンニュートラル社会の実現を後押ししてくれる素晴らしいソリューションだと感じました」とコメントし、また野村氏は「家一軒単位での賢い制御技術を、より広い範囲ー地域、そして国全体に拡大し、この技術がエネルギー問題の解決に貢献することで、人々が快適にくらしながらエネルギー課題も解決できるようにしていきたいと思います。エネルギーの効率化と快適な生活、この二つのニーズを両立させるソリューションを提供し続け、この技術の進化をさらに推し進めていきたいと考えています」(※図④)と、今後の展望を語りました。最後には、ここまでの秋元氏と野村氏の発言をを受けて、石山氏が「環境問題は一気に変化を起こせるものではなく、ひとりひとりの積み重ねによって実現されるもの。【AiSEG3】の技術を一緒に使っていくことによって、持続可能な社会の実現が加速することが楽しみです」と感想を述べ、社会課題に関して【AiSEG3】がもたらす影響の大きさに言及し、トークショーを締めくくりました。
