分岐回路数と主幹容量の決め方

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分岐回路数の決め方

分岐回路数は、照明スイッチやコンセントなどの標準負荷分岐数とエアコンやオーブンレンジなどの専用負荷分岐数の合計プラスアルファです。
選択した項目により、下記表が算出されます。

分岐回路数の決め方

世帯形態

下記の種別からご希望の種類を1つ選択してください。

住宅の広さ

必要な分岐回路数
  負荷 分岐数
標準負荷分岐数 電灯 1 1 1 2 2 2
一般コンセント
(キッチン用)
2 2 2 2 2 2
一般コンセント
(キッチン以外)
1 1 2 2 4 5
専用負荷分岐数 エアコン 1 2 3 4 4 4
電気カーペット 1 1 1 1 1 2
電気温風ヒーター
電気こたつ
電子オーブンレンジ 1 1 1 1 1 1
食器洗い乾燥機           1
電磁調理器 1 1 1 1 1 2
ホットプレート
オーブントースター
洗濯乾燥機       1 1 1
温水便座 1 1 1 2 2 2
IHクッキングヒーター 1 1 1 1 1 1
電気温水器/エコキュート 1 1 1 1 1 1
その他            
将来用予備            
合計 10 12 14 18 20 24
  負荷 分岐数
標準負荷分岐数 電灯 1 1 2 2 3 3
一般コンセント
(キッチン用)
2 2 2 2 2 2
一般コンセント
(キッチン以外)
1 2 2 4 5 6
専用負荷分岐数 エアコン 2 3 4 5 6 7
電気カーペット 1 1 1 1 1 1
電気温風ヒーター
電気こたつ
電子オーブンレンジ 1 1 1 1 1 1
食器洗い乾燥機 1 1 1 1 1 1
電磁調理器 1 1 1 1 2 2
ホットプレート
オーブントースター
洗濯乾燥機 1 1 1 1 1 1
温水便座 1 1 1 1 2 2
IHクッキングヒーター 1 1 1 1 1 1
電気温水器/エコキュート 1 1 1 1 1 1
その他            
将来用予備            
合計 14 16 18 22 26 28
  負荷 分岐数
標準負荷分岐数 電灯 1 2 2 2 3 3
一般コンセント
(キッチン用)
2 2 2 2 2 2
一般コンセント
(キッチン以外)
2 2 2 4 5 6
専用負荷分岐数 エアコン 3 4 4 5 6 7
電気カーペット 1 1 1 1 1 1
電気温風ヒーター
電気こたつ
電子オーブンレンジ 1 1 2 2 2 2
食器洗い乾燥機 1 1 1 1 1 1
電磁調理器 2 2 3 3 4 4
ホットプレート
オーブントースター
洗濯乾燥機 1 1 1 2 2 2
温水便座 2 2 2 2 2 2
IHクッキングヒーター 1 1 1 1 1 1
電気温水器/エコキュート 1 1 1 1 1 1
その他            
将来用予備            
合計 18 20 22 26 30 32
算定根拠
①標準負荷分岐数 : 「一般世帯」「二世帯」は、内線規程準拠。
「夫婦二人世帯」は、「一般世帯」の20%程度減。ただし、端数四捨五入。
②専用負荷分岐数 : 「二世帯」はエアコンの初期設置数を追加。キッチン・水廻りの回路数追加。
「夫婦二人世帯」は、エアコンの初期・将来設置予定数を削減。

主幹容量の決め方

住まい全体の電気容量(主幹容量)は、ご家庭ごとの電気の使い方(=需要率)を考えて算出しましょう。

分岐回路数

40回路以下の数値を半角数字で入力してください。

需要率

主幹容量に対して、実際に使われる電気の量の比較を需要率といいます。一般的な家庭から、多く電気を使用する家庭まで、需要率は3つのタイプに分かれます。

主幹容量

主幹容量の設定(JIS準拠)
主幹容量 = [分岐回路数] × [分岐容量(13.3A)] × [需要率] × [定数(0.5)]

  • JIS C 8328 - 1995 住宅分電盤 解説より

リミッタースペース付住宅分電盤について

主幹容量と分岐回路数に応じて住宅分電盤を取り付けますが、電力会社様との間に「リミッター(アンペアブレーカ)契約」が必要な地域では、リミッタースペース付住宅分電盤を選定してください。リミッターは、契約された容量以上の電気を使った場合、遮断する仕組みになっています。需要率を考えたリミッター(アンペアブレーカ)契約をおすすめします。

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