[自動試験機能付]P型2級受信機 アドバンスP-2:概要・特長
概要
業界初※、接触機会の低減要望が高まっている中、P型2級受信機に自動試験機能搭載タイプが新登場
「人と人との接触機会」が低減できることで、さまざまな施設で「自動試験機能」のニーズが高まっています。
この「自動試験機能」があれば、入室せずに受信機から点検が可能です。
また、本商品はP型の“わかりやすさ”に、R型の“高機能”(自動試験機能・発報場所表示機能)をMIXしたもので、高機能でありながら、従来のP型と同じ施工方法で、お取り扱いいただけます。
- 2021年4月、当社調べ
建物規模別 [自動試験機能付]P型受信機ラインアップ
特長
自動試験機能で感知器のあぶり試験が免除!
受信機側で点検を自動で行えるので、高天井の点検作業や立ち入りが困難な場所のあぶり試験が不要です。
●外観上の点検が別途必要ですが、共同住宅では免除される場合があります。詳しくは所轄消防署にご確認ください。
発報場所表示機能で火元を早急に特定!
発報時、液晶画面に部屋番号(部屋詳細)を表示されるため、火元を早急に特定し、迅速に対応することが可能です。
また、従来の部屋番号表示を拡大して表示することも可能なため、万が一の火災時にも火元を瞬時に確認でき、迅速な対応が可能になります。
- 拡大表示モードは数字のみの表示になります。
英字、ー〈ハイフン〉、カナ文字は拡大表示モードにしても通常表示モードの表示になり、液晶表示部の2段目に表示されます。また、「号」は表示できません。
連動設定PC対応で施工調整・メンテナンスがスピーディ!
パソコンで設定データを作成・管理が可能
パソコンで設定データを作成・管理が可能。盤面だけの操作では時間がかかる時におすすめします。
- ※1 SDカードは商品に同梱されていません。別途手配が必要です。【SDカードはSD/SDHC規格に対応しています。(参考容量 32GBまで)】
- ※2 パソコンでの連動設定データの作成や自動試験結果の確認、履歴情報の確認には専用ソフト(FP3TG)が必要です。
【対応OS】Windows10(32bit/64bit)、Windows8.1(32bit/64bit)[2021年3月現在]。詳しくは当社営業所までお問い合わせください。
施工も設定もかんたん
小型・軽量で施工もらくらくで、省スペースでスッキリ設置。
また、「1PUSH設定機能」でさらにかんたんに素早く設定が可能です。
ステップリニューアルで効率的・段階的に設備更新!
感知器からでも受信機からでも自動試験機能対応機器へのリニューアルが可能です。設備保全計画・ご予算・設備状況に応じて、柔軟に対応できます。
●例えば、マンションで、受信機と2階以上の専有部の感知器のみをリニューアルする場合
「発報階音声メッセージ機能」で火災発生と発報場所をわかりやすくお知らせ
音声でわかりやすくお知らせします。
音声は「階段」「エレベーター」※1などの設定も可能です。
トラブル発生時にもわかりやすくお知らせします。
- ※1 発報階メッセージは「地下階」「地下1階」「1階~(回線数)階※2」「(東・西・南・北)階段」「階段」「(東・西・南・北)エレベーター」「エレベーター」の設定が可能です。
- ※2 最大5階まで設定が可能です。
- 出荷時設定は「場所音声なし」となっています。
「液晶ガイド機能」で発報時の行動をサポート
液晶画面に次の操作をガイダンス表示。
いざ感知器や発信機が発報した際、落ち着いて液晶画面を確認いただくことで、発報時の行動をサポートします。
「一人点検機能」で点検作業を省力化
地区音響の鳴動回数を利用して、加煙・加熱試験を行いながら、その場で発報回線の確認が可能です。
おすすめの設置施設
セキュリティ性を高めるために部外者の立ち入りを制限している施設に特におすすめします。
部外者の立ち入りを制限している施設や点検が困難な施設に
【自動試験機能】試験・点検作業にかかる時間を大幅に省力化。
事務所ビル
工場
保育園・幼稚園
集合住宅・アパート
火災時に発報場所の特定が必要な施設に
【発報場所表示機能】発報した感知器を特定して部屋番号を表示。
福祉施設
旅館
医院
テナントビル
カラオケボックス