商用電源併用型について
商用電源併用型とは
太陽電池で発電して蓄電池に蓄えた電力を使って夜間に照明を点灯する「独立電源型」のソーラー街路灯では、地域により日射条件が悪く実用上十分な量の発電が難しい場合があります。
商用電源の併用で安定して必要な点灯時間を確保できるのが「商用電源併用型」です。長期の日射不足などで蓄電量が低下した場合、自動的に商用電源に切り替えるため、点灯すべき時間に不点灯となることがありません。ゼロエネルギーシステムではありませんが、省エネと安定した点灯を両立できます。一方、商用電源を用いず蓄電池の電力のみで点灯する方式を独立電源型といいます。
長時間点灯が可能
タイマーや蓄電池電圧と連動してバッテリーと商用電源を使い分けるため、日射が少ない地域でも長時間点灯が可能です。
防災用途にも最適
停電が起こると設定点灯時間を超えても夜が明けるか復電するまで照明を点灯しつづける「停電時非常点灯機能」を搭載。例えば日没から10時間で消灯させ、災害による停電が発生した時だけ終夜点灯させるといったことが可能になります。
商用電源併用型をおすすめする場合
以下のようなご要望に、商用電源併用型がおすすめです。
蓄電池の劣化や長期の日射不足・・・万一の不点灯を避けたい場合
電池容量不足時の安心のバックアップ機能
蓄電池の残容量が低下すると、過放電防止機能が働き、自動的に商用電源に切り替えます。
夜間はしっかり明るく、より長時間点灯させたい場合
点灯時間の延長が可能
太陽電池でまかなえる点灯時間後も、任意の点灯時間への延長が可能です。
(タイマー設定で可変の出力分のみ)
※蓄電池で点灯できる時間は独立電源型と同じです。
※蓄電池で点灯できる時間は独立電源型と同じです。
防災公園などの災害・緊急避難場所で停電や不点灯が不安な場合
停電時非常点灯機能※
(有効無効を任意に設定可能)
停電時には蓄電池の無日照点灯分で電力を供給し、電源復帰時まで点灯します。
※無日照点灯分の蓄電量を使いきるまで点灯が継続
防災公園などの災害・緊急避難場所におすすめの機能です。
※設定点灯時間内で復電した場合は、通常動作に戻ります。
※停電が設定点灯時間以降まで続いた場合は、復電するまで点灯します。
※設定点灯時間後の停電でも点灯し、復電もしくは夜明けまで点灯します。
※設定点灯時間内で復電した場合は、通常動作に戻ります。停電が設定点灯時間以降まで続いた場合は、復電するまで点灯します。設定点灯時間後の停電でも点灯し、復電もしくは夜明けまで点灯します。
注1)蓄電池出力から商用電源出力への切り替え時に瞬時消灯します。