防犯灯とは(街灯との違い)

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防犯灯とは、特に日本で広汎に設置された外灯の一種であり、その主たる目的は、「夜間における犯罪の発生を防止し、公衆の安全をはかる」ことです。
(防犯灯等整備対策要綱:S36閣議決定)

警察庁「安全・安心まちづくり推進要綱」の照度基準はこちら

防犯灯と街灯(街路灯)との主な違いについて

防犯灯がどういったものかを理解するために、街灯(街路灯)との違いを比較します。

外灯、街灯、街路灯の違いについてはこちら

  防犯灯 街灯(街路灯)
目的

夜間の犯罪防止性を高める

路面・地面または障害物を照らし
夜間の視認性を高める

設置場所

生活道路

主に電力柱に設置

道路・公園・広場または住宅外構・壁面

管理者

自治体・自治会

国・都道府県・市区町村・公社等

光源

LED

過去には白熱灯・蛍光灯・水銀灯

LED

過去には水銀灯・ナトリウム灯・メタルハライドランプ等

防犯灯の種類について

防犯灯にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる用途や特性に適しています。以下に一般的に屋外で使用できる防犯灯をいくつか紹介します。

蛍光灯20W相当・10VA

従来の10VAタイプがさらに消費電力削減で、設置間隔も長くなりました。イニシャルコストを抑えられますが、一般的な電力柱間隔(30m)では明るさが不足します。

蛍光灯32W相当・10VA

一般的な電力柱間隔(30m)で、(公社)日本防犯設備協会の基準を満足します。
※LEDの旧20VAの明るさはこちらの商品になります。

水銀灯100形相当・20VA

蛍光灯FHP32や水銀灯80/生活道路の交差点(十字路・T字路)に適したLED防犯灯です。
警察庁「安全・安心まちづくり推進要綱」および、建築基準法「駐車場法」に準拠する駐車場用のLED防犯灯です。

蛍光灯42W相当・10VA

水銀灯(100形)からの交換で約85%もの節電が可能です。
電気料金区分が40VAから20VAに。電気料金が下がり、設置間隔も長くなりました。
昼白色タイプは、クラスB+の器具設置間隔40mを達成しました。

商品ラインアップ

防犯灯の歴史

防犯灯の歴史について知りたい方は、(公社)日本防犯設備協会の資料を参照ください。防犯灯の歴史はこちら

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