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生活雑貨店における照度とFeuの関係の一例を図2.2.1-2に示します。照明手法が同じであれば、照度とFeuは相関があるので、照度を下げると同時にFeuも下がり、単に雰囲気が暗いものになってしまいます。適切なFeuを維持するとともに照度を下げることで省エネルギーを図ることができます。照明手法の一つには、次のようなものがあります。
全般照明により必要最低限の地明かりを確保し、商品面(棚、什器)は重点照明により所要の照度を確保します。Feuを維持する効果的な照明により、水平面照度は従来照明の80%程度に下げることが可能ですが、商品面(棚の鉛直面)で500〜1000 lx は必要です。一般的な店舗の目安としては、Feu20を確保する必要があります。