人々が集い、にぎわう名古屋の新しいシンボル

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  • Hisaya-odori Park(久屋大通公園)

ミズベヒロバ

ミストを印象的に照射して新スポットのワクワク感を演出

水盤の演出を愉しむ人々の妨げにならないルーバー付ボックス

「ミズベヒロバ」のシンボル、全長約80mの水盤が続く、ワクワク感のある新スポット。夕方になると照明とミストによる演出で、人々を楽しませる。周辺へのまぶしさを抑え、ミストを照射できるように景観や意匠に配慮したルーバー付ボックス内に照明器具を設置した。モックアップで現場検証を繰り返し行い、1つのボックスに2台背中合わせに設置し、両面を照射できるよう設計し、水際全体を照らしている

システム系統図

採用照明器具

季節に合わせた照明演出、イベントを盛り上げるフルカラー演出

四季ごとに、それぞれの季節をイメージさせるカラーでミストを照射。春は「ピンク」をベースに桜、夏は「ブルー」をベースに打ち寄せる波、秋は多彩な「オレンジ」で紅葉、冬は「ホワイト」ベースで雪をイメージさせるカラー演出になるよう設定。
またイベント時はフルカラー照明で空間を盛り上げられるようにシーン設定を行った。

シーン設定

シーン番号 名称 動き
1 常時演出 電球色 静止
2 定時演出(春) ピンクベース 淡いピンクや濃いピンクから春を奏でる演出
3 定時演出(夏) ブルーベース 4色の青から波が打ち寄せるように流れる演出
4 定時演出(秋) オレンジベース 紅葉をイメージした多彩なオレンジ色の強弱演出
5 定時演出(冬) ホワイトベース ホワイト演出からパープルへゆっくりした演出
6 イベント フルカラー 全体がランダムに様々なカラーに変化
7 イベント フルカラー 交互にランダムに様々なカラーに変化
8 予備(消灯)   消灯

メディアヒロバ

地下街と新しい公園をつなぐ動線としてにぎわいを演出するライティング

ヒロバ全体を照射する光に加え梁下の柱を照らし、明るさ感をアップ

地元の人気店が出店する人々が行き交うメディアヒロバ。地下街と新しい公園をつなぐ動線としてベース照明は最低限の平均照度31lxを確保。暗くなりがちな梁下の柱のサインを照射することで、新たにリニューアルしにぎわいを演出した照明計画となっている。

採用照明器具

屋内外が呼応するような照明設計でランドスケープと一体化

  • 自然を楽しみながら散策できる公園スペースは、やさしい光で安心して歩行できるよう、通路を明るさを確保。ポール上部に灯具を2つ設置することで、広い範囲を照射した。夜間でも散策が楽しめるように公園内の植栽をライトアップした。

採用照明器具

採用照明器具

物件情報

所在地 愛知県名古屋市
建主 三井不動産
特定公園施設 設計 日建設計・大成建設一級建築士事務所
公募対象公園施設 設計 大成建設一級建築士事務所
照明デザイン トミタ・ライティングデザイン・オフィス
演出照明プログラム NAKED, INC.
施工 大成建設
電気工事 トーエネック
竣工 2020年9月

南北約1kmにわたる日本最大級のPark-PFI事業により整備された新しい公園「Hisaya-odori Park」。名古屋市が策定した「栄地区グランドビジョン」に基づき、栄地区にとどまらず、名古屋全体の賑わいの向上を目指したリーディングプロジェクト。
公園の新しい価値を創造し、名古屋のグリーンインフラとして新しいシンボルが誕生した。

「Hisaya-odori Park」は4つのゾーンから構成されている。中でも名古屋の魅力を発信する新たなシンボルゾーン「ZONE4」の中央には、最大の目玉となる水盤を設置。夕方から夜にかけて、幻想的な雰囲気を醸す新しい演出が楽しめる。

採用照明器具

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