Wi-Fiに接続するためには「アクセスポイント」が必要なのですが、「そもそもアクセスポイントって何…？」という方も多いかと思います。

アクセスポイントとは、一言でいうとWi-Fiの電波を送受信する機器のこと。

パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末を、Wi-Fiの電波で接続し、ルーターを経由してインターネットに接続するという役割を果たします。

たとえば、おうちの中でも無線LANルーターから遠い部屋や、電波が遮られやすいRC構造の部屋には、Wi-Fiの電波が届きにくいことがあります。そんな場合でも、フロアごと、または部屋ごとにアクセスポイントを設置すれば、電波の速度が安定し、ストレスのない通信環境が構築できるんです。

さらに本商品は、最新規格の「Wi-Fi6」にもバッチリ対応しています！

パナソニックは、「つなげてねット アクセスポイント」を配線器具「アドバンスシリーズ」の一つとしてラインアップしています。

アクセスポイントには後付けができるタイプもありますが、機器を置いたり、ケーブルが見えたりすると、せっかくこだわったインテリアが台無しに…。

しかし、こちらの商品なら、スイッチ、コンセントと統一されたデザインで壁面にすっきりと収めることができます。余計なコード類がないので壁の美観を損なわず、快適な通信環境も実現できるのが、最大のポイントです。

パスワードや表示ランプなど、普段使わない表示はカバーの内側に配置。そして出しろはわずか7mmと、存在感を抑えたフラットデザインを実現しています。

カラーも、マットホワイト、マットグレー、マットブラックの3種をラインアップしていますので、スイッチやコンセントと合わせることで、統一感を持たせられます！

配線器具をセレクトするタイミングで、あわせて、住まいの通信環境についても検討し、アクセスポイントを配線計画に組み込んでおくことをおすすめします。

アクセスポイントの設置場所についてご紹介します。

まずはシンプルに、お施主様が「確実に、快適にWi-Fiを使用したい」と考えられている場所への設置がおすすめです。たとえば、ワークスペースや子供部屋、くつろぎスペースなどは、インターネットを頻繁に使いそうな場所ですよね。

また、「くつろぎながら動画を見たい」と考えられている場所などにも、お忘れなく！シアター機器などがある部屋には、ぜひ設置しておきましょう。

その他、RC構造や防音壁など、電波が遮られやすい構造の部屋にも、対策として設置しておくことをおすすめします。

また、設置する位置ですが、コンセントと同じ高さでは、電波が周囲の遮蔽物に阻まれる可能性が高いため、注意が必要です。

意外かもしれませんが、スイッチと同じ高さにつけることが推奨されています。スイッチ付近に遮蔽物となるものが少ないため、電波を遮蔽されにくいからです。

アクセスポイントの2m以内に「電子レンジなどの家電製品」「Bluetooth対応機器」がある場合にも注意が必要です。これらの機器の影響を受け、電波の到達距離が短くなることがあります。

また、アクセスポイントの前が家具などでふさがれたり、Wi-Fi通信をする端末との間にRC構造などの電波を通しにくい壁があったりすると、通信環境が安定しない場合があります。

あらかじめご注意くださいませ。

さらに、施主様、工事会社様どちらにとっても嬉しいポイントがもう一つあります！「DHCPサーバー機能」があることで、引渡し前にWi-Fi通信をするIoT機器の設定ができます。

いきなり「DHCPサーバー」って言われても、難しいですよね…。「ルーターが無い場合でも」設備機器の有線や無線接続・通信が可能になる機能と覚えていただければ問題ありません！

従来であれば、施主様がルーターを購入した後、設定のための再訪問が必要でしたが、「つなげてねット アクセスポイント」を導入しておけばルーターが無くても設定作業が可能。施主様が入居後にご自身でルーターを設置するだけですぐに使用可能に。設定のために工事業者様が後日訪問する必要がなくなります。

動画配信サ－ビスを楽しんだり、在宅勤務をしたりと、住まいにおける通信環境の重要性はますます高まっています。

「つなげてねット アクセスポイント」は、スマートなデザインで空間に馴染みつつ、家じゅうどこでも快適な通信環境を実現してくれるこれからの時代にお役立ちする商品です。

これから新築を考えられる施主様に、ぜひおすすめください。