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住宅用分電盤の中には見えない防災対策を

2021.11.08

# 商品コラム

日本は自然災害大国。
地震による「通電火災」の二次災害を防ぐブレーカをご存知ですか?

お施主様から「意外に分電盤が目立っちゃって…」というお声を伺うことはありませんか?

とはいっても分電盤は、電源コードの短絡(ショート)などの異常発生時に回路を遮断して電気火災を未然に防ぐ、住まいにおける重要な設備。インテリア性との両立は、なかなか難しいですよね。

ところで今回は、その分電盤の中についている「ブレーカ」のお話です。

地震後の停電復旧時、出火の恐れが…

「感震ブレーカー」という言葉を聞かれたことがあるでしょうか?

地震がおさまって電気が復旧した時に、倒れた電気製品や破損した電源コード等が火元となり発生する「通電火災」。東日本大震災の本震による火災のうち、原因が特定できた過半数が通電火災だったと言われています。

これからの住まいには、この「通電火災」への対策が必要となりますが、「感震ブレーカー」はそうした二次災害に備える役割があります。

東日本大震災における火災の発生原因
(うち特定できたもの)

原因が特定できた火災のうちの
54%が通電火災です。

※日本火災学会誌「2011年東日本大震災 火災等調査報告書」より作成

出典:内閣府ホームページより 大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会
http://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/denkikasaitaisaku/index.html

お施主様の家の、安全のためのご提案

感震ブレーカーは震度5強以上の地震を加速度センサーで感知、分電盤の主幹ブレーカを強制遮断して電源をストップします。

新築・リフォームなどで分電盤自体を新設する場合は、感震ブレーカー搭載分電盤「地震あんしんばん」をぜひご提案ください。すっきりとしたデザインの外観もポイントです。

お施主様は、分電盤など見えない設備の計画をついつい後回しにしがち。十分に考慮できない場合もあるかと思われます。だからこそ、こうした安全への気配りの提案が、信頼の獲得にも結び付くのです。

既設の分電盤にも対応可能、
リニューアルのご提案にも

既設のパナソニック製住宅分電盤「コンパクト21」に1回路分の空きスペースがあれば設置でき、通電火災のリスクを低減できます。

既設のパナソニック製分電盤 「ニューコスモシリーズ パネルF・パネルS」の主幹漏電ブレーカがAB-60型であれば、主幹ブレーカの交換で感震遮断機能を追加できます。

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