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EV時代の隠れた救世主。EV充電設備の電気工事をラクに。

2023.3.10

# 商品コラム

もう、壁に穴を開けなくていい…!
6kW EV充電設備の工事に、EV電源分岐ボックスを。

ご存じでしたか? 政府の指針として、2030年半ばには新車のガソリン車の販売禁止が視野に入っていることを。

タマリエの「EVのあるくらし」でもご紹介していますが、乗用車の国内販売台数の予測を見ると、2035年には全体の約68%が電気自動車(EV)などの電動車になると言われています。

出典:「富士経済 2021年度調査資料」より

「EVを買ったから、EV充電設備を入れたいんだけれど…?」

お施主様から、こんなご相談をいただいたことはありませんか?

「EVを買ったから、EV充電設備を入れたいんだけれど、お願いできますか?」

既に新築を建てたお施主様の中で、おそらく今後「EV充電設備」が必要となるお施主様が増えてくるのではないでしょうか。

毎日使う自動車だからこそ、 EVの充電時間を考慮して「6kW」で充電ができるEV充電設備をおすすめしたいです。パナソニックでは、ひと晩で充電ができる※1「ELSEEV hekia S Mode3」をラインアップしております。

  • ※1:6kW充電対応の40kWhバッテリー搭載車を、6kW出力の充電器でフル充電した場合

家の中から電気を外に引っ張るのって、こんなに大変…!?

で、す、が…。

既に建っているお宅に、 6kW充電対応の充電設備を設置するには、実はとても大変な電気工事が必要です。

家の中から外に電気を引っ張るため、既に設置している住宅分電盤の主幹ブレーカーなどを改造し、さらに配線用の穴を壁に開ける必要がありました。

言葉で聞くと「へえ~」という感じですが、想像してみてください。電気ドリルで厚い壁に「ダダダダダダ…」と穴を開けているところを…。家の内外にホコリも舞いますし、もちろん丁寧な養生は必須です。気密性も下がってしまいそうで心配です…。

これまでは、そのようにするしか方法はありませんでした。

内線規程に、 EV6kW充電設備が追加!

「内線規程」とは、電気の安全に関する民間自主規格です。EV普及の流れを受け、ついに2022年に改定となり、電気自動車(EV)6kW充電設備の施設方法が追加されました※2!パチパチ!

パナソニックでは、それにいち早く対応し「EV充電設備用 電源分岐ボックス(屋外用)」を開発しました。

  • ※2:内線規程12⽉改定:詳細は(⼀社)⽇本電気協会内線規程JEAC8001-2022をご覧ください。

大部分の工事を外で!

既設の住宅分電盤は、主幹ブレーカーなどの中の組み換えば不要で、そのまま使用できます※3

そして、先ほど申し上げたように、配線用の穴を壁に開ける必要がありません※3。大部分の工事を外でできるので、家の中での工事を最小限に抑えられます※3

家の中に入る時間が圧倒的に減りますので、お施主様にとっても、電気工事士さんにとっても省施工になり、お喜びいただけるのではないかと思います。

  • ※3:すべてのご家庭に適応できるものではありません。くわしくは、施工業者様にご確認ください。

もちろん、内線規程に適合した内部仕様となっております。

シンプルなデザインも魅力

このEV電源分岐ボックスは、建築と調和するデザインを目指した、「屋外用配線器具 スマートデザインシリーズ 」の一つ。近くに設置することの多い「WHMボックス」とデザインもそろいます。

ノイズレスでシンプルなデザインとなっております。また、カバーのカラーは4色展開で、外壁の色に合わせてご選定いただけます。

EVが急激に普及していく中で、既築のお施主様からのご相談も増えていくかと思います。

ぜひ、「EV電源分岐ボックス」で省施工になることで、少しでも気軽にEV充電設備を導入いただけると嬉しいです。

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