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太陽光発電と蓄電池で「もしも」の時も「ふだんの暮らし」を

2022.5.16

# 商品コラム

停電時ってどんな暮らしになるだろう?
太陽光発電と蓄電池の頼りになるコンビで停電対策を。

春から急に暖かくなり、あっという間に夏がやってきますね。夏になると、台風や豪雨などを原因とした停電が最近よく聞かれます。その前に、改めて停電の対策について考えてみませんか?

最近の例だけを挙げてみても、たくさんの停電が発生しています。2022年3月16日に宮城・福島で発生した地震の影響などによる、関東を中心に起きた停電も記憶に新しいかと思います。

災害により停電が発生してしまった時に、どうやってエネルギーを確保するのかは、家づくりに密接に関わってくるので、この機会にぜひ考えていただきたいトピックです。

日本各地で発生した災害による停電

出典:各電力会社発表資料より

「ふだんの暮らし」が大きく変わってしまう

停電が発生すると、わたしたちの暮らしはどのように変わってしまうのでしょうか?具体的にイメージしてみましょう。

まず、照明器具が使えなくなると、夜は真っ暗で不安になります。電源を必要とするテレビやラジオも使えないため、必要な情報を得ることもできないかもしれません。また、必需品であるスマートフォンの充電もできず、家族や友人への連絡手段も制限されてしまいます。

そのほかにも、冷蔵庫で食材を冷やしたり、炊飯器でご飯を炊いたりと、私たちの「ふだんの暮らし」は電気の有無で大きく左右されます。

頼りになるコンビ「太陽光発電+蓄電池」

不意に停電が起こっても、できるだけ「ふだんの暮らし」に近い生活をできると安心ですよね。

水や食料を備蓄するように、エネルギーを確保するにはどうしたら良いでしょうか?
家づくりの際に「太陽光発電システム」と「蓄電システム」の導入をぜひご検討ください。

太陽光発電でつくった電気と、蓄電池に貯めた電気で、昼も夜もふだんの生活と同じように電気が使えて、心強い手助けとなります。

太陽光発電システム+蓄電システムのしくみ

停電が長引いても、繰り返し充電できる

停電が長引いて、夜に蓄電池の電気を使い切ってしまったらどうしよう…と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

翌日に晴れれば、停電が続いて電気が買えなくても、太陽光発電から再び蓄電池に充電が繰り返しできます。電気が途切れないので、暮らしの安心につながりますよね。

太陽光発電システム+蓄電システムのしくみ

電気は「買う」から「つくる」へ

太陽光発電システムでつくった電気と言えば、当初は「売る」という選択肢も人気でした。

しかし、ここ10年程で電気代は上がり、売電価格は下がっていく傾向があり、最近では売るためではなく、自分の家で使うために導入することをおすすめしています。太陽光発電でつくって蓄電池に貯めた電気を、自宅でムダなく使うことを「自家消費」とも言い、買う電気を減らすことにつながります。

「自家消費の暮らし」をすれば、毎月の電気代も抑えることができますね。

電気代は上昇傾向

出典:総務省統計局 家計調査より

暮らしに合わせて、蓄電池の容量は変えられる

「蓄電池」は電池なので、小さいものから大きいものまで容量のバリエーションがあります。

例えば、停電時の一時的な備えとして蓄電できていればいいのか、日常的に自家消費するために蓄電したいのか、さらには、自給自足の暮らしをするために蓄電したいのか。それぞれのケースに応じて、必要な蓄電容量は異なります。

電池容量は大きい方が良いのは当たり前ではありますが、とはいえコストがかかることなので、思い切れないお施主様も多いかと思います。

そこでおすすめなのが、例えば、始めは容量を「3.5kWh」にしておいて、後から6.3kWhを増設することで「計9.8kWh」にするなど、使い方に合わせて容量を増やしていくという方法です

※蓄電池の増設には工事が必要です。蓄電池はパワーステーション1台につき最大2台までです。

蓄電容量のイメージ

「もしも」も「ふだん」も頼りになる

蓄電池をご検討のお施主様には、建て替えやリフォームのタイミングで蓄電池を増設できることを、ぜひお伝えください。蓄電池を組み合わせることで、ライフプランに合わせて最適な容量を選んでいただけます。

住まい全体の電気設備をバックアップする「太陽光発電システム」と「蓄電システム」は、もしもの停電対策としても、ふだんの暮らしの経済面でもメリットがある、頼りになる設備です。ぜひご提案ください。

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