2021.12.10
# イベント・ウェビナー
コンテスト受賞の実例空間で解説!
グリーンクリエーター小西氏の「エクステリアとインテリアの繋ぎ方」
おうちで過ごす時間が長くなった昨今、お施主様がインテリアやエクステリア空間に求める機能や役割も変わってきているのではないでしょうか?
たとえば、在宅ワーク用のスペースの確保だけでなく、庭の活用やリビングから外に気軽に出られる工夫など、ウチとソトを繋ぐデザインが大切です。
今回ご紹介するウェビナーは、昨年も大好評だったエクステリアセミナーの第2弾。パナソニックエクステリアオフィシャルアドバイザーの小西氏と、インテリアコーディネーターの荒井氏を招き、実例を元にした解説や空間づくりへの想いを語っていただきました。指折りの実力者である小西氏が語るノウハウと、インテリアコーディネーター目線である荒井氏による分かりやすい解説で、アウトドアリビングをより理解していただけるウェビナーとなっています。
小西 範揚(こにし のりあき)
グリーンクリエーター
荒井 詩万(あらい しま)
インテリアコーディネーター
小西デザインの戸建てアウトリビング「T-house」
今回のウェビナーの一番の見どころは、実際に小西氏がお庭のデザインを手がけられた実例「T-house」にて対談が行われた点です。エクステリアとインテリアを繋ぐデザインのノウハウを、エクステリアデザインのコンテストで受賞実績もある実例空間の中で惜しみなく解説いただいています。
なかなか見ることのできない現場での解説を、動画や写真でぜひご体感ください。
ウチとソトの一体化で、家族の過ごし方も変わる
たとえば、ウェビナーの中で紹介されているのは「窓を開けられる空間づくり」。通常であればデッキの下が60㎝下がるところを、フロアレベルと外の空間を同じ高さにすることで空間が広く見えるようになります。リビングの延長として庭を考えることで、気持ちの良い空間づくりが可能になるのです。
また小さなお子さまにとってずっと家にいることはストレスですが、庭に大きなルーフを作ることで、天候に関わらず外に出ることが可能に。さらにルーフに開口部を作ることで、デザイン的に閉塞感を無くす工夫も施されています。
陰影を描くライティング「シャドーガーデン」
インテリアコーディネーター荒井氏も思わず「奥が深い…」と唸ったのが、こちらも実例空間の中で紹介されている「シャドーガーデン」という手法。夜、リビング空間からライトアップされた庭を見たときに、ルーフに植栽の影が模様のように映るこの演出は必見です。
植栽は夏は葉が生い茂って、秋には紅葉し、冬は落葉というように、季節と共に移ろいます。ウェビナーでは、季節ごとの植栽の状況に応じたライティングの考え方も紹介いただいており、まさに「奥が深い…」内容になっています。
お施主様のインテリアコーディネートの疑問も解決
今回、実例「T-house」のお施主様へのインタビューも実施しています。「外でちょっと遊べたら…」くらいに考えていたそうですが、キッチンからライトアップされた庭を眺めながらの家事や、外出先から帰ってきたときに明るくライトアップされたエクステリア空間に迎えられる点など、ライティングで夜の表情が変わることを体感。アウトドアリビングでお施主様のくらしも向上することを、実感を込めて語っていただきました。
ウェビナー後半には荒井氏によるインテリアコーディネートのアドバイスも。家具選びのポイントや、インテリアとエクステリアを繋ぐコーディネート術など、お施主様の疑問に直接お答えいただきました。
これからの庭造りには「土地の力を読む」ことが必要
小西氏がいま考えるこれからの庭造り、特に温暖化が進む中で、これまで通り南側の庭が最適なのか、その土地の適性を理解したうえで庭造りを提案することの重要性を語っていただきました。
充実した内容のオンラインセミナーになっておりますので、ぜひご覧ください。
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