2022.12.9
# 設計のヒント
66パターンの検証から導き出した、
ワークスペースにおすすめのあかりを徹底解説!
在宅ワークが増え、新しくおうちを建てられる際に「ワークスペース」を盛り込んだ間取りの計画をご要望されるお施主様も増えてきたのではないでしょうか?
パナソニック調べでは、約7割の方が「今後も在宅ワークを取り入れたい」と回答したというデータもあります。
パナソニックでは、そのような生活スタイルの変化に対応するため、様々な種類のダウンライトやその他照明器具を用いて、ワークスペースにおける明るさや快適さの検証を66パターンにて実施しました。
今回は、その中から「ワークスペースのあかり」のおすすめパターンをご紹介します。
ワークスペースのあかりのポイント
ベースのあかりだけでは作業面の明るさは確保できないので、必ず手元照度を確保できるよう、作業面のあかりを加えましょう。また、ワークスペースで行う作業の内容に応じて、手元の明るさやあかりの向きを調整できるようにすることが大切です。
光色も変えられると、さらに利便性が上がります。
光色を切り替えて、オンオフも切り替え
在宅ワーク環境における一番の不満は、オンとオフの切り替えが難しいこと。仕事の時間とプライベートの時間の境界がつい曖昧になってしまいがちです。
そんな時、シンクロ調色ダウンライトなら、仕事中は昼光色で集中できる環境を、仕事後は電球色でゆったりできる環境を作ることが可能です。もっと手軽に切り替えたいなら、フラットランプ光色切替タイプもおすすめです。
壁際のカウンターをワークスペースとして使用する場合は、リビングダイニングなど他の空間と一続きになることが多いですが、その場合は周囲のあかりとの調和も考慮して、調光・調色ができる器具をおすすめします。
シンクロ調色 光色切替
60形拡散マイルドダウンライト×2 または、100形拡散マイルドダウンライト×1
まぶしさを抑え、上質のあかりを
器具の存在感を抑え、光の存在感を高めることで人気の「HomeArchi」シリーズ。
ダウンライト自体が目立たず、他の種類のダウンライトと混在しても違和感がないので、ポイント使いもおすすめです。
最近ではカウンター上にハイサッシの窓があるお宅も増えていますが、「HomeArchi」なら映り込みも抑えつつ、鉛直面はしっかりと明るく照らします。その上で、まぶしさも抑えられます。
器具の存在感を抑え、 光の存在感を高める。
点灯時も消灯時も天井に馴染む シームレスなデザイン。
HomeArchiソフトグレアレス
60形広角ダウンライト×1
ここで、ちょっとした豆知識ですが、カウンター上に配灯する場合、ダウンライトはどの位置に設置するのがいいでしょうか?
ちょうど頭上にダウンライトが来ると机の上に影が出やすいので、壁面から200mmの位置がおすすめです。
すっきりと仕上げる
建築化照明なら、棚の上下などに仕込むことにより、空間がすっきりと仕上がります。
スリムライン照明なら、棚下や壁面に取り付けしても薄型なので非常に納まりがよく、手元スイッチで手元操作も簡単です。
あかりを仕込むなど、すっきりした照明計画もおすすめです。
ダイニングテーブルを使用する
スペースの都合でワークスペース専用の空間を確保することが難しい時は、ダイニングテーブルを作業場所としても使用することになりますよね。
コンパクトデザインシリーズのペンダントなら、一灯で十分な明るさを確保し、手元のリモコンで調光調色も可能。
最近流行りのダクトレール取付タイプもラインアップしています。リモコン操作なので、ワイヤレススピーカーと同一回路で使用しても、照明をオフした状態で音楽を楽しむことができます。
ワークスペースの環境に合ったご提案を
「ダイニングテーブルで」「リビングにカウンターを設けて」「専用の書斎を設けて」など、おうちの中のどの場所にワークスペースを設けるかはそれぞれ。
その場所に合ったおすすめの照明手法やプランをご提案している「すまいのあかり設計集」をぜひご確認ください。
また、おすすめの商品をご提案している動画もありますので、そちらもご活用ください。