北海道で「全棟ZEH」宣言。
ZEH賃貸住宅も含めたスマートタウン構想を推進。
有限会社山野内建設様[北海道 二海郡八雲町]

美原モデルハウス 外観,美原モデルハウス内観
  • 三木 健一 様

    有限会社山野内建設
    三木 健一 様

  • 八雲ZEHタウンIのZEH賃貸集合住宅

    ノースランドホーム
    山野内建設
    詳しくはこちら
    https://nl-zero.com/

寒さが厳しく積雪量の多い北海道で、「全棟ZEH宣言」をされた有限会社山野内建設様。
厳しい自社基準のもと、注文戸建住宅から賃貸住宅、ZEHリノベーションへと事業を拡大されています。

「全棟ZEH」宣言と同時期にパナソニック製品を多数ご採用

北海道函館・八雲エリアで先代が創業された有限会社山野内建設様。現社長の山野内辰男様が継がれてからは、北海道内の住宅業界でまだ高気密・高断熱住宅という言葉や技術が知られていなかった1980年代から、北海道の住宅における結露の問題、低寿命の問題に取り組んでこられました。さらに、積雪量が多くZEHが難しいとされてきた北海道において、いちはやくZEHに取り組まれ、2019年には戸建住宅のみならず、賃貸集合住宅、リノベーションでもZEHを達成。2017年には「全棟ZEH宣言」をされています。
同社が標準とする設備・施工は次の5つです。
①高気密・高断熱設計(熱を逃がさない工法・トリプルサッシ・ガラス採用)
②大きな窓からの日射量の取得(パッシブ設計)
③省エネ機器の標準採用(エコキュート、エアコンなど)
④太陽光発電での創エネ(EV充電など自家消費量の最大化と売電収入の獲得)
⑤第1種換気システム(熱交換換気)の採用
「この5つのうち、1つでも欠けるとZEHにすることはできません」と三木様は強調されます。「当社の場合、ZEHにした上でCO2排出量マイナスも実現するLCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅と長期優良住宅、さらに光熱費ゼロ円住宅を実現させています」。
同社の美原モデルハウスではAiSEG2、スマートコスモ、エアコン、エコキュート、LED照明などのパナソニック製品をご採用。パナソニック製品を取り扱うようになったのは、2017年に札幌の展示場でAiSEG2とスマートコスモを初めて見て「これはわかりやすい」と気に入ってくださったのがきっかけでした。「他社のHEMS製品はいくつか見ましたが、パナソニックのAiSEG2のモニターがいちばん見やすいと感じました」。
さらに2018年の全道ブラックアウトの経験を踏まえて、「災害に強い家」を目指し、EVを蓄電池として活用するV2Hシステムを導入。施主邸への採用を着実に増やしておられます。「北海道は自然環境が厳しく、毎年1度は1時間~3時間ぐらいの停電が発生しています。当社の施主様はご年配の方が多く、老後安心して暮らせるか心配されるケースが多いため、V2Hをおすすめすると、採用につながることが増えてきました」。
また、2024年にはZEH戸建注文住宅やZEH賃貸集合住宅を集めた「八雲ZEHタウンⅠ」を造成されました。ZEHの設備やエアコンなどがあらかじめ設置され、家賃に光熱費・Wi-Fi代も含めたオールインワンで、1LDKの場合だと月額75,000円の家賃で提供されています。光熱費が月10万円を超えることも珍しくない北海道では破格の条件です。
ZEH賃貸集合住宅と並んで人気を博しているのが、中古住宅のZEHリノベーション。「ZEHリノベは気密性が重要なため、施工できる工務店はあまりありません。大工さん、電気工事業者さんはもちろん、設計・営業がしっかりかみ合って、初めて実現できるものだと思います」。
そして山野内建設様の将来の夢は、災害に強い家が集まった、災害に強い街づくりです。「電気を買わない街、オフグリットの実現が社長の夢です」とお話しくださいました。

美原モデルハウスにてご採用いただいている主なパナソニック製品 美原モデルハウスにてご採用いただいている主なパナソニック製品
「災害に強く、暖かい家に住みたい」。シニア世代のご夫妻の夢を創エネ・蓄エネ・省エネを組み合わせたZEH住宅が実現。 「災害に強く、暖かい家に住みたい」。シニア世代のご夫妻の夢を創エネ・蓄エネ・省エネを組み合わせたZEH住宅が実現。
施主様のインタビューは下記にて詳しくご紹介しています。詳しくはこちらをご覧ください。
https://www2.panasonic.biz/jp/report/denzai/202505/pdf/sesyusamajirei.pdf

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