カーボンニュートラル実現に向けてLED化。
市庁舎に映光色を全国で初めて本格導入。
真庭市様[岡山県真庭市]
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真庭市 建設部
建設部長
(まちづくり推進監兼務)
川端 次男 様
岡山県の北部に位置する真庭市は、2020年に「ゼロカーボンシティまにわ」を宣言。
2050年に二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を公表された自治体です。
市庁舎のLED化にあたり、映光色を約600台※1をご採用いただきました。
演色性の高い「映光色」を
全国で初めて本格導入
真庭市は岡山県で最も広い面積を有し、その広さは東京都23区の約1.4倍。約8割が山林という立地を生かしてバイオマス発電事業に注力され、市庁舎の照明や空調の電力をバイオマス発電で賄うなど、再生可能エネルギー活用のモデル都市として全国から注目を集めています。また、同市はCLT※2発祥の地であり、CLTを市有施設に積極的に導入されています。
こうした取り組みが評価され、「SDGs未来都市」には初年度の2018年に選定され、取り組み内容も 「自治体SDGsモデル事業」に選ばれました。また、2022年には第1回脱炭素先行地域に応募され、見事選定されました。
同市では脱炭素への取り組みと共に、蛍光灯器具の生産終了などの社会情勢も踏まえ、市有施設の照明器具のLED化を5年前から計画。「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」を活用され、最も照明器具台数の多い市庁舎からLED化を進められました。その際、執務室と窓口の約600台分を一体型LEDベースライト iDシリーズの「映光色」に。本格的に「映光色」を導入された全国初の事例となりました。「映光色」をご採用いただいた理由として、建設部長の川端様は次のように語られます。
「パナソニックから演色性の高い『映光色』がちょうど発売されたということでご紹介があり、デモ機を見せてもらったところ、一般のLEDとは明らかに見え方の違いを感じました。対象物が鮮やかに感じたと同時に、気分も晴れやかに感じて、これは、執務室や受付に使用すると良いだろうと思いました。演色性が高いだけでなく、消費効率も一般のLEDより高く、少しの金額アップでこれだけの効果が得られるならと、イニシャルコストやランニングコストも踏まえた上で総合的に判断し、採用を決めました」。
- 2025年9月時点でのご採用台数
- Cross Laminated Timberの略称で、ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料。
厚みのある大きな板であり、建築の構造材の他、土木用材、家具などにも使用されている。
納入された主な照明器具
太陽光の演色性Ra100と比較し、遜色ないRa93の映光色。一般タイプRa83よりも顔色をイキイキと見せます。
映光色導入で庁舎の雰囲気が一新
業務のしやすさにも貢献
市産材を多用したインテリアが印象的な庁舎は、「映光色」の効果で天然木ならではの美しさが映えるようになりました。職員の表情もイキイキとして見え、活気のある職場になったと好評です。窓口が明るい雰囲気になったと来庁者の方からも高評価。明るさ感が増して書類の文字も見やすく、事務作業も疲れにくくなったと喜ばれています。本庁舎に続き、北房振興局、蒜山振興局、美甘振興局、湯原温泉病院においても「映光色」をご採用いただきました。川端様は、「『映光色』によって仕事のモチベーションが上がるのもメリットですね。今後も市有施設では用途に応じて『映光色』を採用していく予定です。『映光色』はスタンダードになるかと思います」とおっしゃいます。
クイックアップの器具本体を活用し、 工期を短縮
工事は土日のみに行われ、全館の照明リニューアルを短工期で行うため、システム天井用のクイックアップの器具本体をご採用。既存器具からのリプレイスでランプユニットを取り付けることで、工期とコストを大幅にカットしています。「電気工事会社の方がシステム天井の工事のコツを掴んでくださってだんだんとスピーディになったことと、納期がスムーズだったこともあり、最終的な工期は予定より1か月間短縮できました」。
同市では市有のテニスコートや野球場などのLED化もご予定。「パナソニックは信頼できるメーカーでブランドイメージも良いですし、今後も『映光色』での設計を中心にリプレイスを検討しています。2050年カーボンニュートラルに向けた取り組みとして推進していきます」とお話しくださいました。


真庭市はバイオマス発電をはじめとするバイオマスの利活用の先駆的な自治体。庁舎の冷暖房にもバイオマスを使用しており、全国から見学者が訪れ、ツアーも行っています。
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