ブラック基調のシックなオフィスが社員の誇りに
株式会社サントー様[山口県下関市]

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株式会社サントー
代表取締役
太刀山 元康 様
オフィスの照明手法について詳しくはこちらをご覧ください
主なご採用商品
スポットライト
リアルな人のつながりを重視し、若年層社員の採用が増加。
仕事に誇りとやりがいを持てる新事務所を実現。
1972年に山口県下関市で創業された株式会社サントー様は、高速道路の電気・通信・機械及びトンネルの非常用設備などの工事をメインに行う電気工事会社です。50年を超える歴史を持つ同社の会社方針は、「次世代への技術と知識の継承」。在籍する社員50名のうち、20代が20名、30代が9名と、この10年で若年層の社員が急増しており、人材不足に悩む企業様が多い業界にありながら、社内は若手社員の活気にあふれています。
若年層の人材獲得につながった理由として、代表取締役の太刀山様は、「学生時代の専攻や電気工事関連の資格の有無を問わず、若い方同士のリアルなつながりから採用しているため」と説明されます。「入社した人が当社を“いい会社だな”と感じてくれたら、その人がまた新たな人材を紹介してくれます。そして入社後に資格取得を奨励し、人事評価にも明確に反映させるなど、モチベーションを高く保てる職場づくりを心掛けています」。
同社の目標は「社員ファースト」。社員満足度が高まれば、結果として安全かつ高品質な現場となり、お客様満足と業績向上につながります。「社員のモチベーションを高めるには、働く環境を整え、人格を磨く社風をつくり、自尊心と自己肯定感を高めること。そうすることで仕事に誇りとやりがいを感じ、結果として高品質な仕事を達成することができます。これは当社の社員教育の大きなテーマであり、社員ひとりひとりとの対話を通じて、能力を引き出すことを心掛けています。実際にお客様からは『サントーの現場は工事前よりきれいになっている』『若い社員がとてもいい』などのお声が寄せられています。お客様に当社社員のファンになっていただければ、業績向上は後からついてくるものだと考えています」。
こうした会社方針を具現化したもののひとつが、新事務所の設立でした。「働く場所は快適でなければならないという信念のもと、社員が喜びを感じながら働ける空間づくりを目指しました。室内のメインカラーはブラックとし、内装、什器、PC関連もすべてブラックのため、電気設備もブラックにして空間全体の統一感を高めることはできないだろうかと考えていたところ、パナソニックさんから『ブラックシリーズ』をご紹介いただき、まさに求めていたものだと思い、採用させていただきました」。
カフェをコンセプトにした新会議室に「ブラックシリーズ」がベストマッチ。
照明、スイッチ、コンセントに至るまですべてブラックで統一し、機能性も向上。
同社は高速道路のトンネル照明・トンネル標識・道路照明・管球等の機器を中心にパナソニック製品を長年にわたり取り扱っておられ、「製品品質からサービスまで一貫して絶大な信頼があり、選択肢はパナソニック一択だった」とおっしゃいます。パナソニックの広島中町ビルを見学して製品やプランニングの提案を受けるうちに、理想のオフィスがどんどんかたちになり、設計に落とし込まれていきました。
「製品デザインに関しては色や形の細部に至るまでコンセプトが統一され、私がつくりたかった空間にマッチするものを揃えることができました」。
新事務所は“カフェ風”がコンセプト。照明器具は一般的なベースライトではなく、スポットライトとダウンライトで設計。「スポットライト型のスピーカーもパナソニックさんから提案いただき、よりカフェっぽくなりました。スイッチ・コンセントに至るまですべてブラックで統一でき、とても満足です。スイッチはデザイン性だけでなく、押す感触にも工夫がされていて、とても押しやすいですね」。また、スタイリッシュなだけでなく、省エネ性や使い勝手にも配慮され、階段には「かってにスイッチ」を設置し、センサで人を検知して照明を自動でON/OFFできるようにされました。
OSラインダブルにより、ダクト1本で照明・スピーカーの2回路を供給。
ニーズに応じて、器具の位置をフレキシブルに変更。
新会議室のデスクや椅子はすべて折りたたみ式で、会議や研修などの目的に応じてレイアウト変更が可能です。
照明器具は配線ダクト式とし、以下の3つの理由からOSラインダブルを採用されました。
①レールに沿って照明位置を自由に変えることができる。
②ダクト1本で2回路を供給でき、スポットライトとスピーカーなど回線を分けることができる。
種類の異なる器具を2回路に分けてそれぞれ使用することも可能。
③上下2回路用のレールであれば制御の違う別々の種類の器具を上下それぞれに設置し使用できる。(1本で分岐の必要なし)
会議でプロジェクターを使用する際は、OSラインに取り付けた前方の照明をオフにし、後方のスポットライトのみで明るさを調整。光色は温白色(3500K)を選ばれ、「事務所の照明としてこれがスタンダードではないかと思うほど、気に入っています」と太刀山様。
新会議室の竣工後間もない2025年3月、社員40名が参加して会議を実施されましたが、社員の方々からは感動と喜びが伝わり、会議での発言の熱量もさらに増したとおっしゃいます。「こんなかっこいい環境で仕事ができるなんて夢のようだ」「会社がお気に入りの場所になった」「出社するのが楽しみ」など、新事務所は社員の方々にとって“自慢できる会社” “誇りに思える会社”の象徴となっているようです。事務作業の際にも早速お気に入りの音楽を聴きながら、いつにも増して仕事に没頭する社員の姿が印象的だった、とおっしゃいます。現在は本社の内装もリフォーム中で、新事務所同様にスタイリッシュで使い勝手のよいオフィスとなる予定です。
社員の変化を目の当たりにされた太刀山様は、「人は環境で変化する」と断言されます。「本当に仕事をしやすい事務所とはどういうものか、改めて考えてみる時代だと思います。事務所は引き算で考え、余計なモノを置かないほうが情報を整理しやすく、仕事に集中しやすいということも、私自身が実践して感じています」。
電気工事業界は高齢化が進み、人材不足や後継者問題が大きな課題となっています。同社は職場環境の社員満足度を引き上げることで、モチベーションアップと業績向上、そして人材確保の相乗効果を実感されています。「ぜひ全国の電気工事会社の皆様方の一助となれば幸いです」とお話しくださいました。
スポットライトのみ、ダウンライトのみをそれぞれON/OFF可能。
会議の時は、前方のみ消灯し、プロジェクターを見やすく、手元は明るくしている。
階段はセンサ付スイッチ(かってにスイッチ)が
センサで人を検知して照明を自動でON/OFF
OSラインダブルで上下2回路に分けて、上段をスピーカー用、
下段を調光用照明器具とすることで、照明のON/OFFと、
スピーカーのON/OFFを別々に行うことが可能。
アダプタを用いることで、上段回路へ照明器具やナノイー発生器などを取り付けることが可能。
机や椅子などの什器は折り畳み式を採用。天井には器具の移動が可能なダクトレールや
首振り可能なスポットライト型器具を使うことで、会議室をフレキシブルに変化させることができる。
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