AiSEG2(HOME IoT)納入事例:ライフデザイン・カバヤ株式会社さま
ZEH住宅の普及を見越して
HOME IoTを標準採用
2021年6月21日
お客さまのために将来を見極めて
-御社の事業内容について教えていただけますか。
当社は、グリーン成長戦略の食料供給、農林水産業内の高層建築物木造化、住宅・建築物産業の制御・エネマネシステムなど、国が推進する事業も幅広く手掛けています。特に戸建て新築事業では他社との差別化を意識したオリジナルブランドが売上を伸ばし、『岡山県戸建注文住宅着工棟数6年連続1位(2014-19年度)』『中四国ブロックビルダーランキング3年連続1位(2017-19年度)』の実績を得ています。※
「人・暮らし・自然」の融合と調和を求め、事業を通じてその懸け橋となりながら、夢を“かたちに”する「未来型企業」を目指しています。
- 住宅産業研究所調べ
-AiSEG2をご採用いただきました経緯についてお聞かせください。
お客さまが実際にIoTに興味を持たれた段階で、ゼロベースから多大な費用を投入してリフォーム工事や新規設置を始めるのではなく、将来を見越して、暮らしの変化に対応できる住まいを提供することが住宅販売ナンバーワン企業として第一に考えることだと判断し、AiSEG2の全棟(年840棟)標準採用に踏み切りました。将来的なリフォーム受注のきっかけづくりや、ローン支払い中のお客さまの負担を減らしたいという思いもありました。
コロナ禍をきっかけに住宅業界でもデジタルシフト化が進むと予測し、差別化から便利さを追求するという意味で宅配ボックスや玄関ドア、電動窓シャッターなどの採用にも対応しました。
創蓄連携の訴求で防災意識を高めて
-太陽光発電もご採用いただきました。採用以前は導入されるお客さまが少なかったとお聞きしましたが、なぜご決断を?
これも将来性を見越した決断です。当社物件の断熱性能はZEHの基準を満たしており、太陽光発電を搭載することでZEH住宅に該当します。ところがお客さまの太陽光発電に対するイメージが「売電」に偏っていたこともあり、あまり人気がありませんでした。そこで、自然災害の対策として、太陽光発電+蓄電池によるエネルギーの自家消費「創蓄連携システム」のご提案に切り替えました。コストメリットや災害への備えということをお客さまへ丁寧にご説明することで、採用に至っています。
施主様邸
現在建築中のグランヅでは、創蓄連携やIoT化に力を入れられています。
太陽光発電
蓄電池
パワーステーションS
電力切替ユニット
AiSEG2
付加価値としての訴求がお客さまの心に響く
-お客さまのご反応はいかがでしたか?
外出先からエアコンを操作できたり、シャッターの開閉ができたりというのは本当に便利です。分譲住宅の場合は標準装備しているものを体感していただけるので、「こんなこともできますよ」とご説明することでその価値にご納得いただくことができました。AiSEG2のようなネットワークは今後必ず必要になるものです。岡山県は地震や台風などの自然災害の発生が比較的少なく、防災意識が低い方だと思いますが、まずは「電気の見える化」からお客さまに体験していただき、少しずつでも防災意識が高まり、HOME IoTへとつながればと考えています。
鶴の浦モデルハウスにも設置。AiSEG2をご体感いただけます。
期待が高まるHOME IoT今後の可能性
-今年度、分譲住宅にIoT住宅を推進されるとのことですが。
まずは、IoTではなく防犯カメラを標準装備します。IoTはまだまだ認知度が低く、お客さまのニーズが高い商材ではないと認識していますので、防犯性の高い住まいで安心してお過ごしいただくことによって、IoTにも興味を示していただけたらと願っています。さらに、営業担当がIoTを理解することにつながれば、新築の注文住宅にも積極的に訴求ができることにも期待しています。
ライフデザイン・カバヤ株式会社
岡山県岡山市北区中仙道二丁目9-11
お問い合わせ:TEL 086-241-8811