nessum™ : ICT/ IoT化による「建設現場の働き方改革」のご提案
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“nessum”およびそのロゴは、パナソニック ホールディングス株式会社の日本、その他の国における登録商標または商標登録出願です。
なお、当社本製品はパナソニック ホールディングス株式会社のNessum技術に準拠しています。
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建設業経営の課題と解決策
日本の建設業界は、就業者の高齢化が他の産業に比べ著しく、将来の担い手の確保・労働力不足が大きな課題となっています。また、就業者の高齢化が進む中で、人件費などの販売管理費率が上昇し、利益率の低迷にも悩まされています。
一方、改正労働基準法への対応が義務化され、5年間の猶予期間を経た2024年に向け、「働き方改革」の実践が必須となってきました。
そこで、近年、建設業界においてもICTやIoT技術の導入による現場工数の効率化が注目をあびてきています。
- 建設業就業者の高齢化の進行:国土交通省「建設産業をめぐる現状と課題」
- 建設業就業者の高齢化の進行:国土交通省「建設産業をめぐる現状と課題」
ICT化 / IoT化による現場工数の効率化とは
ICT化 / IoT化による現場工数の効率化とは、事務所と施工現場をカメラなどの通信機器でつなぐことにより、映像や音声でのリアルタイムな情報共有・作業報告といった「遠隔管理」を実現し、余分な人手とムダな移動時間を削減することです。これにより、生産性の高い「高効率現場運営」が可能となります。
ICT化 / IoT化による「現場の遠隔管理」
「現場の遠隔管理」によるメリット
事務所と現場をネットワークでつなぎ「遠隔管理」することによって、以下のようなさまざまな業務の効率化を図ることができます。
- ・ウェアラブルカメラによる事務所との双方向での施工確認
- ・事務所と作業現場で変更指示や図面の共有
- ・施工写真の整理や事務所とのリアルタイムでの共有
- ・監視カメラによる資材置き場の監視
- ・資材置き場の在庫の確認、管理、発注
- ・SNSの音声通話機能の活用
このように、現場業務が効率化することにより、短工期・労働時間の短縮といった「働き方改革」の対応が可能となります。
「現場の遠隔管理」に必要なもの
「現場の遠隔管理」の実現には、監視カメラ・ウェアラブルカメラ・タブレット端末などの情報を伝達する機器、LAN配線や無線LANのアクセスポイントなどの通信ネットワーク設備、取得したデータを管理するためのパソコンなどの機器が必要となります。
通信ネットワーク化の注意点
通信ネットワーク環境を整備するにあたっては、有線LAN配線か無線LAN配線が一般的ですが、建設中の施工現場では、次の注意が必要です。
- ①有線LAN配線の場合、高層階にわたる長距離配線による工事費用の増大。また、建設現場内で新規LAN配線が不可能な場所がないかなど。
- ②無線LAN配線の場合、コンクリートの壁の影響で電波の届かない場所がないか。無線ルーターが遠くて電波が届かないのではないかなど。
このように、広大な建設現場の中に通信ネットワーク環境を整備するには、従来のLAN配線設備ではさまざまな課題がありました。
Nessumで解決
パナソニックは、広大な建設施現場の通信ネットワーク環境の構築に向け、新たにNessumの導入をご提案します。
Nessumとは
Nessumとは、既存の電力線を利用して電力と一緒にデータ通信をするシステムです。LANの配線を敷設できなかった場面でのネットワーク構築を実現します。
Nessum導入のメリット
建設現場内でのカメラ映像、モバイル端末からのデータなどの通信ネットワークを、配線の新設なしで構築。既設の電力線を活用するので、LAN配線の施工が難しい場面でも大がかりな工事費出費・工期をかけることなく、建設現場の遠隔管理を実現します。
パナソニックNessumの特長
広大な建設現場でもLAN配線なしでネットワーク化を実現!!
パナソニックのnessum™対応PLCアダプターは、マルチホップ機能※1を採用。複数のターミナル(子器)を中継して通信がNessumでできるため、配線長が大規模建設現場でもネットワークの構築が可能です。
- マルチホップ機能とは、端末間の中継機能により、通信エリアの範囲を広げることができる技術で、国際標準規格ITU-T G.990 5で採用されたCMSR(Centralized Metric based Source Routing)の応用技術です。
- 最長通信距離は使用環境によって異なります。
ご提案商品
商品ラインアップ
Nessumで通信を行うためには、電力と一緒に通信信号を伝送させるアダプターが必要です。
パナソニックでは、用途に応じて、2種類のPLCアダプターをご用意しています。
壁の電源コンセントを利用する場合はコンセントタイプを、配電盤や分電盤に設置する場合は端子台取付タイプをご活用ください。
PLCアダプターについて
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