【畜産経営】IoT化による「高効率畜産経営」のご提案【畜産経営】IoT化による「高効率畜産経営」のご提案

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“nessum”およびそのロゴは、パナソニック ホールディングス株式会社の日本、その他の国における登録商標または商標登録出願です。
なお、当社本製品はパナソニック ホールディングス株式会社のNessum技術に準拠しています。

お困り事を解決

畜産経営の課題と解決策

日本の畜産業界においては、慢性的な「人材不足と高齢化」が進む中、肉用牛飼養戸数は減少し、逆に1戸当たりの飼養頭数は増加傾向にあります。
一方、畜産経営にとっては飼育牛の日々のこまめな体調管理と発情タイミングの把握による生産性向上が非常に重要であり、ますます管理体制の不足が大きな課題となっています。

そこで、近年、各飼育牛へのセンサー装着や、牛舎への監視カメラの設置により遠隔で管理するという「畜産のIoT化」が進んでいます。

  • 肉用牛飼養戸数・頭数の推移: 農林水産省 「畜産統計調査」(平成31年)
肉用牛の飼養戸数・頭数の推移

「畜産のIoT化」とは

畜産のIoT化とは、センサーにより飼育牛の動きをデジタルデータとして集積。個々の「健康状態を見える化」し、分析することで、繁殖や肥育、病気の予防に役立て、生産性の向上や品質管理の向上を図ることです。これにより、人手を抑えた上で飼育頭数を増やすことが可能となります。

「畜産のIOT化」とは

IoT導入による「データの見える化」

「データの見える化」のメリット

畜産におけるデータは、健康状態・飼育状況・出荷予測など、さまざまあります。繁殖においては発情情報が最も重要となり、人工授精のタイミングを逃さないためにも、個々の飼育牛の発情データ管理は必須となります。また、肥育においては、飼育牛の日々の体調の変化をいち早くつかみ、きめ細かい対応をすることで、より高品質な畜産が可能となります。

「データの見える化」のメリット
「データの見える化」に必要なもの

「データの見える化」を実現するには、監視カメラ・各種センサーなどデータを収集する設備、LAN配線や無線LANのアクセスポイントなどの通信ネットワーク設備、取得したデータを分析するためのパソコンやソフトなどの分析設備が必要となります。

通信ネットワーク化の注意点

通信ネットワーク環境を整備するにあたっては、有線LAN配線か無線LAN配線が一般的ですが、牛舎などの大規模施設では、次の注意が必要です。

  1. ①有線LAN配線の場合、長距離配線による工事費用の増大や100m毎のHUBの設置。また、牛舎施設内で新規LAN配線が不可能な場所がないかなど。
  2. ②無線LAN配線の場合、山間部などの立地条件により電波の届かない場所がないか。無線ルーターが遠くて電波が届かないのではないかなど。

このように、広大な牛舎施設の中に通信ネットワーク環境を整備するには、従来のLAN配線設備ではさまざまな課題がありました。

Nessumで解決

パナソニックは、広大な牛舎施設内の通信ネットワーク環境の構築に向け、新たにNessumの導入をご提案します。

HD-PLCアダプター

Nessumとは

Nessumとは、既存の電力線を利用して電力と一緒にデータ通信をするシステムです。LANの配線を敷設できなかった場面でのネットワーク構築を実現します。

Nessumとは
配線方法 配線方法

Nessum導入のメリット

牛舎の監視カメラ映像、個々の飼育牛のセンサーデータなどの通信ネットワークを配線の新設なしで構築。既設の電力線を活用するので、LAN配線の施工が難しい場面でも大がかりな工事費出費・工期をかけることなく、飼育牛の遠隔管理を実現します。

PLCアダプターでコストダウン!

パナソニックNessumの特長

広大な牛舎スペースでもLAN配線なしでネットワーク化を実現!!

パナソニックのnessum™対応PLCアダプターは、マルチホップ機能※1を採用。複数のターミナル(子器)を中継して通信がNessumでできるため、配線長が大規模牛舎でもネットワークの構築が可能です。

  • マルチホップ機能とは、端末間の中継機能により、通信エリアの範囲を広げることができる技術で、国際標準規格ITU-T G.990 5で採用されたCMSR(Centralized Metric based Source Routing)の応用技術です。
  • 最長通信距離は使用環境によって異なります。
長距離通信※2を可能にした「マルチホップ機能」

ご提案商品

商品ラインアップ

Nessumで通信を行うためには、電力と一緒に通信信号を伝送させるアダプターが必要です。
パナソニックでは、用途に応じて、2種類のPLCアダプターをご用意しています。
壁の電源コンセントを利用する場合はコンセントタイプを、配電盤や分電盤に設置する場合は端子台取付タイプをご活用ください。

PLCアダプターについて
詳しくはこちらをご覧ください

PLCアダプター

納入事例

有限会社うしの中山様

有限会社うしの中山様で、牛を適正な状態で管理するモニタリングシステム導入にあたり、nessum™対応PLCアダプターをご採用いただきました。

有限会社うしの中山様事例
詳しくはこちらをご覧ください

有限会社うしの中山様

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