e-block(イーブロック):商品特長
特長
電気が持ち運びシェアできる次世代型バッテリー
バッテリーと充放電器をセパレート型にしたe-block(イーブロック)。小型・軽量で手軽に、持ち運ぶことができる新発想※1の可搬型バッテリーです。
使用中に他のバッテリーを充電しておくことで、交換しながら継続して電気を供給することが可能です。イーブロックスタンド、イーブロックデスクと合わせて、シーンに応じた使い方を選べます。電気をシェアしながら、多彩な用途で使える次世代型バッテリーです。
- イーブロックは屋外でも使用可能ですが、直射日光により変色する可能性があります。
また、雨水がかかる屋外での継続したご使用は避けていただき、製品が濡れた場合はふき取ってご使用ください。
長期間の屋外での放置は避けてください。
- 当社従来品との比較
- 写真はイーブロックとの組合せです。
e-block(イーブロック)は、システム全体で高い品質を実現
e-block(イーブロック)はバッテリーも専用充放電・専用充電器もPSEマークを表示。※1安心してご使用いただくために、電気用品における危険及び障害の発生を防止します。これに加え、システムでSマーク認証※2を取得し、高い品質を実現しています。
- 電気用品安全法の登録検査機関による適合証明を取得。「電気用品安全法」は、電気用品の製造、販売等を規制するとともに電気用品による危険及び障害の発生を防止することを目的としております。(法第1条)
- イーブロックと各専用充放電器(イーブロックデスク・イーブロクスタンド)の組合せによる、Sマーク認証を取得。
持ち運べて、必要なときに必要なだけ使えるバッテリー。
約3kgと軽量で持ち運びやすいコンパクトサイズ
イーブロック(バッテリー)は専用充放電器とセパレート型なので取り外して持ち運び可能です。重さは約3kgで、片手で持ち運べるぐらいの小型・軽量設計。複数の充電済のイーブロックを交換して使うことで継続して使用できます。
イーブロックは電源のない場所でも専用充放電器と組合せてシーンに応じて使い分けられます
イーブロック単体
スマートフォンやタブレットなどUSB機器への電源供給をしたい場合
イーブロックデスクと組み合わせ
パソコンやモニターなどAC出力機器に電源供給する場合
イーブロックスタンドと組み合わせ
会議室やフリーアドレスのコーナーで複数の機器に電源供給する場合
BCP※対策として、停電時の電源としても活躍
- BCP(Business Continuity Plan):事業継続計画
停電時に使いたい機器へ電力供給
バッテリーに1回で304Whまで蓄電できます。出力は最大で300VAまで可能です。ストックしたバッテリーを交換して使うことで継続した電力供給が可能です。
- 初期満充電時、停電時に使用できる機器の動作時間については、各製品カタログ値をもとに計算したものであり、動作を保証するものではありません。接続機器の力率、機器内自己消費電力等を加味しています。
- バッテリー放電によるAC出力時、充放電器のAC出力コンセントに300VA以上の機器を接続しないでください。冷蔵庫(非インバータ方式)などの起動時に定格電流以上の大電流が流れるような機器は接続しないでください。
平常時はバイパス出力で充電しながら機器に給電、停電時には自動的にイーブロックから給電可能
平常時、充放電器を使用の場合、バッテリーに充電しながら接続機器にはバイパス出力で給電可能です。またバイパス出力時、突然停電になっても自動で自立運転に切り替えます。
スリープ処理※搭載1年に1回の充電で長期間保管可能
バッテリーは使用していない間も電力を消費します。また容量がなくなると過放電となり、使えなくなる場合もあります。
長期間保管したい場合に備えて、電力消費を抑制するスリープ処理を搭載しています。
- スリープ状態になると、スマートフォンのアプリも反応しません。点検のため1年に1回の充電を推奨します。
- イーブロック(可搬型バッテリー)は安全のため、使用開始後約6年で自動的に動作停止します。スリープ処理による動作停止の期間は延長されません。
- スリープ処理にはイーブロックアプリにて、管理機器登録が必要です。バッテリーを100%まで充電してください。
「イーブロックアプリ」の使い方
イーブロックステーションはイーブロックの充電時や停電時に
スロット部がリング状に点灯※、容易に充電状態や位置確認が可能
スロット部の状態表示ランプが状態に応じてリング状に点灯し、使用可能なイーブロックを一目で判別できます。充電中には電球色で点灯し、満充電になれば消灯します(異常発生時には赤色が点灯します)。突然の停電により部屋の灯りが消えた状況でも、使用可能なイーブロックのみ状態表示ランプが自動で約10分間点灯※します。イーブロックを容易に見つけることができ、電源を使うことが可能です。
- 充電容量が11%以上のイーブロックを検知し、スロット部の状態表示ランプが点灯します。充電容量11%未満の場合は点灯しません。
イーブロックステーションを卓上設置するときは卓上設置用クランプ(ステーション用)品番:PQTCA0Aで固定してください。
Bluetooth®通信機能で複数のイーブロックの状態を一括確認※1
イーブロックはBluetooth®無線技術を搭載し、スマートフォン向け無料アプリ「イーブロックアプリ※1」を起動し、無線通信※2で、複数のイーブロックのバッテリー状態を確認できます。バッテリー残量低下時や異常発生時にプッシュ通知が可能です。※3
「イーブロックアプリ」の使い方
- 本アプリはダウンロードが必要です。本アプリのダウンロードや本アプリと当社センターサーバーとの通信料が発生いたします。通信料はお客様のご負担となります。対応OSは、iOS12~15.3のiPhone端末、Android™5.0~12.0のAndroid™端末に対応しています。(2022年3月現在)
- 通信時はイーブロックを起動状態にし、アプリ起動後、約10m範囲以内のイーブロックの状態を表示、通知します。
- イーブロックアプリで管理機器登録されたイーブロックが対象で、アプリ起動中のみ機能が有効となります。ただし、イーブロックがスリープ状態や過放電状態では機能しません。
- ●Bluetooth®ワードマークおよびロゴは登録商標であり、Bluetooth SIG, Inc. が所有権を有します。パナソニック株式会社は使用許諾の下でこれらのマークおよびロゴを使用しています。
- ●AndroidはGoogle LLC の商標です。
- ●Google、Google PlayはGoogle LLC の商標です。
- ●iPhoneは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。iOSは、Apple Inc.のOS名称です。iOSは、米国およびその他の国におけるCisco社の商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。
- ●Appleは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。App Storeは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.のサービスマークです。
遠隔※4でも状態確認が可能!
- スマートフォンおよびタブレットにイーブロックアプリのダウンロードが必要です。
- イーブロックの近傍でユーザーがアプリを起動すると情報がサーバーに送信されます。管理者はサーバー上にある最後に保存された情報を遠隔から確認が可能です。
- イーブロックの管理機器登録が必要です。
- データ通信費用は、お客様負担となります。
イーブロックバッテリー本体でも電池残量が確認できます
イーブロック天面のバッテリー押しボタンを押すことでバッテリー残量をLED表示します。
バッテリー寿命を迎えたイーブロックを廃棄放電処理
バッテリー寿命や、使用開始後約6年で動作停止を迎えたイーブロックを安全に回収、リサイクルできるようにバッテリーの残量を放電させる廃棄放電処理※イーブロックに搭載。
- スマートフォンアプリで管理機器登録済のイーブロックのみ対応。アプリ起動時のみ機能が有効になります。 ただし、イーブロックが専用充電器にセットした状態、スリープ状態や過放電状態では機能しません。
- 廃棄放電を終えたイーブロックは、再使用は不可となります。
バッテリーの交換・廃棄
お買い求めの販売店にご相談ください。
バッテリーを安全に回収、リサイクルできるように、バッテリー残量を放電させる廃棄放電処理をすることをおすすめします。
(イーブロックアプリが必要です。)
バッテリーはリサイクル可能です。使用済みの製品は、廃棄しないで販売店にお持ち込みいただくかリサイクル協力店にご相談ください。当社は小型充電式バッテリーの回収・リサイクルを実施する「一般社団法人 JBRC」に参画し、リサイクル活動を推進しています。
交換時期の目安
使用開始後5年を目途に交換が必要です。バッテリー容量60%以下、もしくは約6年経過後安全のため自動的に停止します。
取扱い動画
商品ラインアップ・仕様
イーブロック(可搬型バッテリー)
外観 | ||
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内蔵バッテリー | リチウムイオン蓄電池 | |
蓄電容量 | 304Wh | |
定格容量 | 11.84Ah | |
USB出力 | 定格出力 | DC5V, 2.0A / port×2個 (2port使用時は合計3.0Aまで) |
出力端子 | USB type-A | |
バッテリー入出力 | 定格電圧 | DC25.76V |
定格入力電流 | DC2.79A(充電) | |
定格出力電流 | DC20A(放電) | |
通信機能 | Bluetooth®情報端末接続時 | |
使用場所 | 屋内※ | |
使用環境 | [温度]充電時:0℃~40℃ / 放電時:-10℃~40℃ [湿度]0%~85%RH(ただし結露なきこと) |
|
外形寸法 | W98×D115×H220(㎜) | |
質量 | 約2.9㎏ | |
品番 | PQB0311A | |
希望小売価格 | 101,200円 (税抜92,000円) |
- イーブロックは屋外でも使用可能ですが、直射日光により変色する可能性があります。
また、雨水がかかる屋外での継続したご使用は避けていただき、製品が濡れた場合はふき取ってご使用ください。
長期間の屋外での放置は避けてください。
イーブロックデスク(専用充放電器)
外観 | ||
---|---|---|
AC入出力 | 定格電圧 | 単相AC100V |
定格周波数 | 50Hz/60Hz | |
AC入力 | 定格電流 | AC15A |
定格電力 | 1500W | |
入力端子 | 接地極付3端子プラグ | |
AC出力 | 定格電流 | AC3A(バッテリー出力)/ AC13A(バイパス出力) |
定格電力 | 300VA(バッテリー出力)/ 1300VA(バイパス出力) | |
出力端子 | 接地極付3端子コンセント×1個 | |
DC入力 | 定格電圧 | DC25.76V |
定格電流 | DC20A(バッテリー放電) | |
DC出力 | 定格電圧 | DC29.05V |
定格電流 | DC2.79A(バッテリー充電) | |
使用場所 | 屋内設置 | |
使用環境 | [温度]-10℃~40℃ [湿度]0%~85%RH(ただし結露なきこと) |
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外形寸法 | W130×D257×H161(㎜) | |
質量 | 約2.6㎏ (コンセントケーブル含まない) |
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品番 | PQEA103A | |
希望小売価格 | 62,700円 (税抜57,000円) |
イーブロックスタンド(専用充放電器)
外観 | ||
---|---|---|
AC入出力 | 定格電圧 | 単相AC100V |
定格周波数 | 50Hz/60Hz | |
AC入力 | 定格電流 | AC15A |
定格電力 | 1500W | |
入力端子 | 接地極付3端子プラグ | |
AC出力 | 定格電流 | AC3A(バッテリー出力)/ AC13A(バイパス出力) |
定格電力 | 300VA(バッテリー出力)/ 1300VA(バイパス出力) | |
出力端子 | 接地極付3端子コンセント×2個 | |
USB出力 | 定格出力 | DC5V, 2.0A/port×2個 |
出力端子 | USB type-A | |
DC入力 | 定格電圧 | DC25.76V |
定格電流 | DC20A(バッテリー放電) | |
DC出力 | 定格電圧 | DC29.05V |
定格電流 | DC2.79A(バッテリー充電) | |
使用場所 | 屋内設置 | |
使用環境 | [温度]-10℃~40℃ [湿度]0%~85%RH(ただし結露なきこと) |
|
外形寸法 | W200×D260×H912(㎜) | |
質量 | 約4.9㎏ (コンセントケーブル含まない) |
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品番 | PQEB103A | |
希望小売価格 | 101,200円 (税抜92,000円) |
イーブロックステーション(専用充電器)
外観 | ||
---|---|---|
AC入力 | 定格電圧 | 単相AC100V |
入力電流 | AC3.3A | |
定格周波数 | 50Hz/60Hz | |
入力方式 | ACコード(接地極付3端子プラグ) | |
DC出力 | 定格電圧 | DC29.05V |
定格電流 | DC2.79A(バッテリー充電) | |
スロット数 | 3個 | |
充電時間 | 約5.5時間 | |
使用環境 | 屋内設置 温度:-10℃~40℃、 湿度:0%~85%RH (ただし結露なきこと) |
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外形寸法 | W190×D450×H567(mm) ※転倒防止脚部、装着バッテリーは含まず ※イーブロック装着時の最大奥行は482mm |
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質量 | 約13.2kg(イーブロックステーション本体) | |
品番 | PQCA3A | |
希望小売価格 | 132,000円 (税抜120,000円) |
イーブロックステーション専用オプション品 卓上設置用クランプ(ステーション用)
外観 | |
---|---|
品番 | PQTCA0A |
希望小売価格 | 4,620円 (税抜4,200円) |
こんな方におススメです
オフィスで
平常時:配線工事ができない場所やフリーアドレスのオフィスに
非常時:追加設備不要で停電時の電源に
学校の教室や体育館で
平常時:授業でのタブレット利用に
非常時:災害時、避難所のプライベートスペースでの電源に
住宅で
平常時:在宅勤務のノートパソコン利用に
非常時:停電時の冷蔵庫の電源に
導入事例
関連リンク
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