パナソニックが発行する、建築と設備のライフソリューション情報誌「建築設計レポート」。今回の特集テーマは「未来の働き方をリデザインする」。
気候変動や新型コロナウイルス感染症など、様々な課題に直面している私たちの社会。感染回避のため同じ場に集まれなくなり、リモートワークを余儀なくされた日々を経て、情報と体験を共有する空間への渇望は高まっている。
冒頭では、クリエイティブ
コミュニケーター/デザイナーの根津孝太氏にインタビュー。自分以外の他者と関わりあうことが生む新しい可能性や、集まるからできる「弱いつながりの強さ」など、クリエイティブ・コミュニケーションのあるべき姿をたずねた。
そして、「環境への配慮」「社員の心身の健康(ウェルビーイング)への配慮」などを取り入れた6つのオフィスの事例をご紹介。改修によって自然を積極的に取り入れた環境配慮型低炭素オフィスを実現した淺沼組、コロナ禍でも安心して働けるエビデンスベースの感染症対策を行い、社員のクリエイティブな活動を支えるオフィスを作り上げたコロプラの事例などからは、ニューノーマル時代の新しいオフィスのあり方を読み解けるはずだ。