プラウドギャラリー新宿

マンションギャラリーでは空気質の検査（PM2.5/PM10、総VOC、オゾン、CO、ホルムアルデヒド）を実施

野村不動産株式会社は、東京都内で取り扱う新築分譲マンションシリーズ「プラウド」を比較できる「プラウドギャラリー新宿」を2023年2月にオープン。国内のマンションギャラリー（販売拠点）として初めて、健康・安全性を評価する国際認証WHSRを取得した。
同社 住宅事業本部 事業連携推進部 企画推進課 課長 下田 祥 氏は「コロナ禍で接客が一部オンライン化し、マンションギャラリーにお迎えする回数が減り、応対時間も短くなった。接客機会の価値を高めようと、グレードの高い空間を整備するために利用者の健康・安全性を評価する国際認証の取得を計画。すでにWHSRを取得していたパナソニックの『worXlab』を参考に、同社のコンサルティングを受けることで、ギャラリーだけでなく、新設したオフィスも含めてWHSRの認証取得に挑戦した。手洗い3カ所の水質検査および、マンションギャラリーとオフィスの空気質検査も実施。その結果、施設の清掃・消毒基準、空気質・水質管理、緊急時対応計画など、行動基準の認証取得要件を満たして、オープン前に認証を取得。今後は、販売拠点のさらなる集約や、新設するオフィスに認証取得のノウハウを生かしていきたい」と語る。

• 認証運営機関であるIWBI の公開情報「WELL Project Directory(2023年2月7日時点)」で公開されている世界中のプロジェクトの名称と施設用途から調査（パナソニック株式会社調べ）

建築設計Report ワークスペース空間ソリューション事例集/2023年7月発行
※会社名、役職名などは掲載時のものです。