ワークスタイリング　東京ミッドタウン八重洲

新しい働き方や技術に出合える場であるINSPIREゾーンのインフォメーション前に設置された「空間見える化ソリューション」サイネージ

「ワークスタイリング」は、三井不動産株式会社が全国約150拠点で展開する法人向け多拠点型サテライトオフィス・サービスオフィス事業。2023年2月、八重洲セントラルタワー7階に約500坪のシェアオフィスがオープンし、「空間見える化ソリューション」が採用された。三井不動産株式会社 ビルディング本部 ワークスタイル推進部 ワークスタイリンググループ 主任の辻 慧 氏は、「2017年にスタートしたワークスタイリング事業のリブランディングを2023年3月に実施した。その象徴的な拠点となるのがこの拠点」と語る。
「ここでは、INSPIRE、RESPECT、CONNECT、FOCUSという4つのゾーンを設け、その空間に来ることで自分のスイッチを切り替えられるようにデザインした。『空間見える化ソリューション』を導入したのは、広い空間に多くの個室・会議室があるため、分かりやすい形でフロアマップを表示したかったこと。さらに、コロナ禍で密集して働くことに嫌悪感のあるお客様に密でない空間の存在を直感的にお知らせできるものが欲しかったから。結果的に、お客様だけでなく従業員にも好評で、『ワオ感』が提供できた。今後は、このサイネージに予約機能を追加し、空いている個室や会議室をタッチして予約できるようにしたい」と辻氏。

建築設計Report ワークスペース空間ソリューション事例集/2023年7月発行
※会社名、役職名などは掲載時のものです。