LEDの寿命
LEDの寿命や光束維持時間、照明器具の耐用年限など
交換の目安時期について解説します。
LEDの特長の1つでもある
”長寿命”
LEDってどれくらい長寿命なの?
「LEDの光束維持時間は例えば約40,000時間の長寿命。」
メンテナンスしにくい吹き抜け空間などにもおすすめです。
面倒なランプの取り替えが
少なくてすみます。
LEDの光束維持時間
一般的に照明器具は、照明器具本体や内部搭載部品の劣化により耐用年限に至ります。また、交換部品であるランプは、光束低下や光色の変化などにより耐用年限に至ります。耐用年限に至る要因は複数ありますが、設置された場所の周囲温度、電源電圧、点灯時間、ご使用方法などにより大きく影響を受けます。LED照明器具も同様に、内部搭載部品の故障や、LEDモジュールの不点灯などもありますが、多くは搭載するLEDモジュールの光束低下により寿命に至ります。そのため、LEDモジュールが実用的に十分な明るさを維持している期間を”光束維持時間”※とし、有効に利用できる期間の目安(例:光束維持率70%、光束維持故障率50%)として表記しています。
従来のカタログでは光束維持時間を光源寿命と表記していました。また、光束維持時間は、LED照明器具の保証期間ではありません。
■従来LEDの問題点
電流を増やせば
出力(明るさ)がアップしますが、
同時に樹脂が劣化し、
光束維持時間が短くなります。
樹脂(材料)劣化に影響を与える要因
- 温度・・・・・
- 樹脂(材料)の温度が高くなるほど劣化が早い
- 光 ・・・・・・
- 樹脂を透過する光エネルギー・強度が大きいほど劣化が早い
照明器具の耐用年限
照明器具には耐用年限があります。外観に異常がなくても内部の劣化は進行している場合があり、設置して10年※が照明器具のリニューアル(交換)の目安とされています。 例えば、電源・電圧、周囲温度が高い場合や、点灯時間が長い場合は、耐用年限が短くなります。
- 使用条件は周囲温度30℃、1日10時間点灯、年間3,000時間。( JIS C 8105-1987解説による)
10年経過した照明器具は点検し交換の検討が必要です。ランプ以外の照明器具の部品も使用年数に伴い劣化します。また、照明器具の耐用の限度(15年)を過ぎると故障率が増大し、続けて使用するには危険が伴うので、ただちに交換することを推奨します。(右図参照)
安全と安心のため、お使いの照明器具の適正交換時期を確認いただき、蛍光灯照明器具からLED照明器具へのお取替えを、ご検討いただきますようお願いいたします。
10年以上使用した器具は
外観だけでは判断できない
内部の劣化が進んでいます。
耐用年限を超えて使い続けると
ソケットの溶解や
安定器の焼損といった
重大事故につながる可能性
一般社団法人 日本照明工業会 「照明器具リニューアルのおすすめ(照明器具カエルBOOK2023)」より引用
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