EV充電設備用 電源分岐ボックス(屋外用)
内線規程に電気自動車6kW充電設備の施設方法が追加
内線規程 2022年版(第14版)資料編 より抜粋
3-5-11 電気自動車(EV)用 6kW充電設備の施設例
2. 6kW充電設備の施設について
(3)ガイドライン※で示す「方式C」について
ガイドラインで示す方式Cは、既設住宅において引込口装置の電源側に配線用遮断器を追加し、6kW充電設備を屋外配線又は屋側配線で施設する場合を想定している。方式Cは、3597-1表に基づき、40A配線用遮断器の専用回路を施設し、配線太さは8mm2となる。また配線と6kW充電設備は、同表の〔備考3〕により直接接続する。さらに方式Cは、JIS C 60664-1(2009)「低圧系統内機器の絶縁協調 第1部:基本原則、要求事項及び試験」で規定する過電圧カテゴリⅣに分類されるため、過電圧カテゴリⅣに満たない充電設備の設置に際しては、SPDを施設することとしている。SPDの施設については、ガイドライン5-6「SPDの設置」を参照のこと。
- (一社)日本配線システム工業会発行 技術資料 JWD-T33 「EV 普通充電用電気設備の施工ガイドライン(第3版)」
特長
カバーは4色展開で、ノイズレス形状
リズム感のあるツートンカラーで、さまざまな壁面にスマートに収まります。
商品ラインアップ
主開閉器 容量 |
ホワイトシルバー | シャンパンブロンズ | ホワイト | ブラック | 希望小売価格(税抜) |
---|---|---|---|---|---|
50A | BQKN354EVSK | BQKN354EVQK | BQKN354EVWK | BQKN354EVBK | 132,900円 |
60A | BQKN364EVSK | BQKN364EVQK | BQKN364EVWK | BQKN364EVBK | 134,000円 |
75A | BQKN374EVSK | BQKN374EVQK | BQKN374EVWK | BQKN374EVBK | 140,300円 |
100A | BQKN3104EVSK | BQKN3104EVQK | BQKN3104EVWK | BQKN3104EVBK | 141,500円 |
125A | BQKN3124EVSK | BQKN3124EVQK | BQKN3124EVWK | BQKN3124EVBK | 154,000円 |
150A | BQKN3154EVSK | BQKN3154EVQK | BQKN3154EVWK | BQKN3154EVBK | 154,000円 |
内器について
● 主開閉器(配線用遮断器)
容量 | 品番(型名) | 定格電圧・遮断容量(sym) | 端子仕様 |
---|---|---|---|
50A | BBWA3502(BBWA-100) | AC100V/200V・35kA | 圧着端子用 M5 |
60A | BBWA3601(BBWA-100) | AC100V/200V・35kA | 圧着端子用 M8 |
75A | BBWA375(BBWA-100) | AC100V/200V・35kA | 圧着端子用 M8 |
100A | BBWA3100(BBWA-100) | AC100V/200V・35kA | 圧着端子用 M8 |
125A | BCWA31251(BCWA-150) | AC100V/200V・35kA | 圧着端子用 M8 |
150A | BCWA3150(BCWA-150) | AC100V/200V・35kA | 圧着端子用 M8 |
● EV充電回路用ブレーカ(漏電ブレーカ・感度電流15mA)
40A | BKWA2402C(BKWA-50C) | AC200V・2.5kA | 端子台付(圧着端子用 M5) |
● 分電盤用端子台
- 接続電線の最大太さは、隠蔽配線方式の場合22mm2まで、露出配線の場合38mm2までとしてください。
仕様・寸法図
仕様
ご注意事項
- ● 日光や雨、雨水などの跳ね水が直接当たりにくい場所に設置してください。(保護等級 IP44準拠)
- ● 6kW充電設備の施設および施工についての技術的な確認は、一般送配電事業者様と行ってください。
- ● 主開閉器の容量の選定方法について(参考)
施設されるEV充電設備の電気使用量と既設設備の電気使用量の総和よりご判断ください。 - ● ドア部分には南京錠の取り付けが可能です。
- ● ドア表面は高級感ある塗装仕上げです。
ドア表面塗装色
色 | マンセル番号 |
---|---|
ホワイト | 10Y 9/0.5 |
ブラック | N1.5 |
- ホワイトシルバー、シャンパンブロンズはメタリック(金属調)仕上げのため、対応するマンセル番号はありません。
取付工事について
内線規程の改定で、EV充電設備の電源を住宅分電盤主幹ブレーカの1次側に設置できるようになり、スムーズな作業で省施工。
例)
- ● 既設の住宅分電盤はそのまま使用できます(改造不要)。※
- ● 配線用の穴を壁に開ける必要がありません。※
- ● お施主様宅内での工事を最小限に抑えられます。※
- すべてのご家庭に適応できるものではありません。
くわしくは、施工業者様にご確認ください。