[天井取付]熱線センサ付自動スイッチ(8Aタイプ・微動検知形)
シーン別配置例とご注意点
着座した人が滞在検知範囲に入るように設置してください。
導入後、室内レイアウトが変わりやすい場所は、微動検知範囲で埋めることをおすすめします。
トイレ
トイレの2ブースに1台の微動検知形を配置した場合、人の退出を誤って検出し誤消灯する場合があります。
1ブースに1台の設置をおすすめします。
事務所
特にエアコンの吹出口の位置や揺れるカーテンにご注意ください。
天面排出タイプのプリンター、FAX、揺れるカーテンなどを検知して、不在時でも照明器具が点灯する場合がありますので、ご注意ください。
会議室
特にエアコンの吹出口の位置や揺れるカーテンにご注意ください。
加湿器などの熱源やプロジェクタの排熱などを検知して、不在時でも照明器具が点灯する場合がありますので、ご注意ください。
打合せコーナー
特にエアコンの吹出口の位置や揺れるカーテンにご注意ください。
加湿器などの熱源やプロジェクタの排熱などを検知して、不在時でも照明器具が点灯する場合がありますので、ご注意ください。
設計のポイント
周囲と人の温度差を検知して作動するスイッチです。 温度差が小さい場合※1や、動作が小さすぎる場合※2は検知しにくいことがあります。
従来のかってにスイッチと異なり、微動検知形は会議室等で長時間、座っている人を検知させるため、設計時、
検知範囲に隙間がないようにご注意ください(特に、将来レイアウト変更や熱源の配置が考えられる場所についてはご注意ください)。
※1 移動検知約±3°C未満、微動検知約±5°C未満の場合。
※2 大人の肩幅(縦23cm×横40cm以上)が1cm/s未満の場合。
設置時のワンポイント
ドアがある出入り口の例
移動空間の場合、床面から70cmを検知範囲としてください。
(例)天井高さ280cmの場合、天井より210cmを検知範囲としてください。
〈新商品〉微動を検知させたいとき/会議室など
設計手順
①天井高さから、微動検知範囲の大きさを確認する 例:天井高さ2.8m→□3.6m×3.6m(床上120cmの高さ)
②空調機器、照明器具などを避けてセンサを配置する(作業エリアに微動検知範囲を敷き詰める、出入口に移動検知範囲があるか確認する)
③専用フードでエリアカットする
④エリアカットしきれない場合は、センサ位置を調整する
会議室の例
移動検知範囲のみで検知エリアを埋めた場合、検知しない範囲があります。
ⒶⒷⒸの3人は、微動検知範囲外なので検知できない可能性があります(ただし、移動検知範囲のため、大きな動きの場合は検知します)。 Ⓐさんの動きは、全く検知しません。
設計時、注意が必要な熱源の例
天面排出タイプのプリンター、FAX、揺れるカーテン、換気扇機能のあるもの、加湿器、空気清浄器、エアコン、反射の強い床 など
本体の感度調整ツマミにて、感度を低くすることも可能です。
人が不在のときでも、人以外の熱源(小動物、加湿器、プリンターなど)が動くことで検知する可能性があります。熱源を検知範囲外へ移動させるか、専用フードをご使用ください。