熱線センサ付自動スイッチ(高天井用)
Q&A
Q1.人がいれば、必ず検知しますか?
本商品は体温と周囲との温度差と、その移動量により検知するため、じっと静止していたり規定量以下の動きや、周囲とほとんど温度差がない場合は検知しません(存在検知ではありません)。
詳しくは、動作原理をご参照ください。
Q2.従来のセンサと組合せて使えますか?
組合せできますが、内部回路のちがいにより、ご注意点と免責がありますので、ご了承のうえお使いください。
詳しくは、商品仕様書をご参照ください。
Q3.人以外の熱源(生産設備や運搬ロボット、小動物、プリンターなど)などは検知しますか?
検知する場合があります。
周囲との温度差と移動量で検知する方式です。検知させないためには検知範囲から外すか、感度調整ツマミを「低」に設定するなどしてください。
- センサ近傍を温度差があるもの(虫など)が横切った時も、検知し点灯延長することがありあます。繰り返し点灯延長した場合、滞在検知機能が停止することがあります。
Q4.取り付け後にエリア変更できますか?
付属の専用フードを使って、エリアカットをしてください。
従来と異なり、検知部は回転しませんので、天井設備、しきり、はりの位置などをご確認のうえ、配置の設計をお願いします。
Q5.子器は増設できますか?
できません。
増設機能付子器はありません。(従来品:WTK2921K、29212Kには使用できません。)
Q6.エアコンや照明器具、出入口との距離に制約はありますか
出入り口から、滞在検知エリアの半分の距離、離してください。
例)天井高8mの場合、約4.3m(滞在検知エリアΦ8.5mの半分)
Q7.点灯検知が0.6m/s~1.2m/sですが、なぜですか?
工場や、倉庫で、人が居ない時の誤点灯を防止するため、通常の天井センサの最小0.3m/sの移動検知に対して最小0.6m/sと感度を鈍く設定しています。ただし、大人の通常歩行速度は0.8m/s程度ですので、通常の歩行速度より遅く歩行しても検知可能です。また、点灯検知後は検知感度を上げ0.3m/s(環境学習に準じる)~1.2m/sの移動を検知できるようにする仕組みと滞在検知する仕組みにより、1か所に留まっても誤消灯するリスクを低くしています。
Q8.容量以上の負荷を接続したい場合は?
負荷増設ユニット(WTK2958(100V対応)、WTK29582(200V対応))または電磁接触器を接続してご使用ください。
- 安全のため照明負荷、換気扇以外には使用しないでください。
Q9.コンセントを接続してコード付の照明器具や扇風機を制御することはできますか?
使用できません。
かってにスイッチの対象負荷は電気用品安全法で「照明または換気扇」に限定されており、コンセントを使用すると接続される負荷が特定できなくなります。