ジャパンモビリティショー2025レポート|最新電気自動車(EV)の魅力・種類・体験と未来のモビリティライフ
2026年1月公開
目次
- 本記事の概要
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近年、電気自動車(EV)は単なる移動手段にとどまらず、環境にやさしく、経済的で、安全性も高い次世代モビリティとして注目を集めています。そんな電気自動車(EV)の最新情報や未来のモビリティ体験を一度に体感できるのが、ジャパンモビリティショー2025です。
本イベントでは、最新の電気自動車(EV)モデルや先進技術を展示するだけでなく、実際に乗って体験できるコーナーも豊富に用意され、来場者は未来のモビリティライフを肌で感じられます。
本記事では、ジャパンモビリティショー2025の見どころや注目ブースをレポートしつつ、電気自動車(EV)の基本的な仕組みや種類、メリット・課題についてわかりやすく解説。電気自動車(EV)をこれから購入・導入しようと考えている方や、充電サービスの利便性に興味がある方にも役立つ情報をまとめています。
未来の快適で環境にやさしいモビリティライフをイメージしながら、ぜひ最後までご覧ください。
ジャパンモビリティショー
2025とは
ジャパンモビリティショー2025(Japan Mobility Show 2025)は、長年親しまれてきた「東京モーターショー」が新たな姿へと生まれ変わった大型イベントです。テーマは「ワクワクする未来を、探しに行こう!」。車の展示会という枠を越え、これからの暮らしや移動体験の未来像に触れられる“総合モビリティショー”として開催されました。
参加企業は、自動車メーカーだけにとどまりません。IT、通信、エレクトロニクスなど幅広い分野から500社以上が集結し、業界の垣根を越えて新しいモビリティ社会を生み出すプラットフォームとして注目されています。
会場には、最新の電気自動車(EV)やバイクの展示はもちろん、10年後を見据えた未来のライフスタイルや移動技術を体験できるエリアが多数登場。大人から子どもまで楽しめるトークイベントや体験プログラムも用意され、家族連れにも人気のイベントとなっています。
電気自動車(EV)とは?
基本的な仕組みと特長
電気自動車(EV)は、その名の通り電気モーターを動力として走行する自動車です。ガソリンや軽油を燃料とする従来車と異なり、車体に搭載されたバッテリーに電気を蓄え、その電気でモーターを回して走行します。
電気を主なエネルギー源とすることで、化石燃料に依存しない選択肢が広がり、より柔軟で環境負荷の少ないモビリティ運用が可能になります。近年の技術進化により航続距離も向上し、街乗りから長距離ドライブまで対応できるモデルが増えている点も、電気自動車(EV)人気が高まっている理由の一つです。
電気自動車(EV)の
種類は主に4つ
電気自動車(EV)といっても、用途や駆動方式によっていくつかの種類に分かれています。それぞれのタイプは特長や走行性能、充電方法が異なるため、自分のライフスタイルに合った電気自動車(EV)を選ぶことが大切です。
ここでは、代表的なBEV・HEV・PHEV・FCEVの4種類について、それぞれの特長や魅力を解説します。
BEV:電気自動車
現在、注目されているのがBEV(Battery Electric Vehicle)と呼ばれる「電気自動車」です。BEVは名称の通り、大容量バッテリーに蓄えた電気だけで走る車です。
ガソリンエンジンは搭載しておらず、走行に必要な動力はすべて電気モーターが担います。そのため、走行中にCO2や排気ガスを一切排出しないゼロエミッション車として、環境性能の高さが大きな魅力です。
一般的に「電気自動車(EV)」と聞いて多くの人がイメージするのは、このBEVに該当するモデルであり、各メーカーが力を入れて開発している中心的なカテゴリーになっています。
HEV:ハイブリッド車
もう一つ代表的なカテゴリーがHEV(Hybrid Electric Vehicle)、いわゆるハイブリッド車です。HEVはガソリンエンジンと電気モーターを両方備えているのが特長で、走行状況に応じて最適なパワー源を切り替えながら効率よく走行します。
家庭用コンセントなどからの充電は不要で、一般的なガソリン車と同じ感覚で使える点も人気の理由です。
HEVには、動力の伝え方により、3つの駆動システムが存在します。
- ・シリーズ方式(モーター走行が中心)
- ・パラレル方式(エンジンとモーターがそれぞれ車輪を駆動)
- ・スプリット方式(両者の特性を組み合わせたタイプ)
各メーカーが独自の技術で燃費性能や乗り心地を高めています。
さらに、ハイブリッドの働き方に応じて以下のように分類されることも。
- ・パワフルにモーター走行を補助する「ストロングハイブリッド」
- ・モーターの力を控えめにして軽量化を図る「マイルドハイブリッド」
求める性能や走り方に合わせて多様な選択が可能です。
PHEV:プラグインハイブリッド車
PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)は、HEVの特長に加えて自宅の電源から充電が可能なプラグインハイブリッド車です。電気だけで走るEV走行と、バッテリー残量に応じてエンジンを使う走行の両方を利用できるため、日常の短距離は電気で、長距離はエンジンで、効率よく走行できます。
通常は電気だけで走るため、CO2排出を抑えつつ静かなドライブを楽しめますが、バッテリー残量が少なくなると自動的にエンジン走行に切り替わるため、充電切れでも走れるのが大きな魅力です。
通勤や日常の買い物では電気自動車(EV)として、省エネかつ快適に利用でき、長距離ドライブではガソリンエンジンがバックアップしてくれる点で、柔軟性が高い車種といえます。
FCEV:水素自動車
FCEV(Fuel Cell Electric Vehicle)は、水素を燃料として発電する燃料電池を動力源とする自動車です。燃料電池で発電した電気でモーターを駆動するため、走行中に排出されるのは水だけ。CO2や有害排気ガスをほとんど出さないクリーンな乗り物として注目されています。
水素という新しいエネルギーを利用することで、環境負荷を大幅に抑えられるだけでなく、長距離走行や高速道路利用にも適した次世代モビリティとして期待が高まっています。都市部や将来的なスマートシティ構想においても、重要な役割を担う車種といえるでしょう。
ジャパンモビリティショー
2025:各ブースの紹介
ジャパンモビリティショー2025では、最新電気自動車(EV)や次世代モビリティ技術が一堂に会し、各メーカーの個性あふれる展示が楽しめます。コンセプトカーや量産モデルの紹介に加え、実際に電気自動車(EV)に乗って体験できるコーナーも充実しており、未来の移動体験を肌で感じられる場といえるでしょう。
ここでは、注目のHONDA・BYD・日産ブースなどをピックアップし、それぞれの特長や展示の見どころをご紹介します。
HONDAブース|運転の楽しさを追求した「Super-ONE Prototype」
HONDAブースでは、音の静かな電気自動車(EV)でありながら、運転の楽しさを追求したモデル「Super-ONE Prototype」が初公開されました。
開発担当の赤嶺氏によると、従来の電気自動車(EV)は静かすぎるため「運転が面白くない」と感じられることが多いそうです。そこでスーパー1では、ブーストボタンを押すとパワーが上がるだけでなく、エンジン音やトランスミッションの変化を再現。運転中のフィードバックを楽しめる設計になっています。
ターゲット層は50代前後の男性ですが、コンパクトで可愛らしいデザインは若年層や女性層にも魅力的。市場投入は2026年中を予定しており、街中で見かける日も近そうです。
BYDブース|2種類のバッテリーで使い方に応じた選択肢
BYDブースでは、軽自動車サイズながら利便性と性能を両立した「軽EVモデル」が登場しました。田川氏によると、このモデルは夫婦2人でも使いやすく、子育て世代や幅広い層に対応できる設計が特長です。
車のこだわりポイントは、バッテリー性能、安全性、スライドドアの利便性などのバランスが総合的に高いレベルで取れていること。用途に応じて選べる2種類のバッテリーも大きな魅力です。BYDはバッテリーメーカーとして創業した会社であるため、短距離用や週末用など、お客様のライフスタイルに合わせて最適なバッテリーを選べます。また、グレードや価格帯も幅広く設定されており、バッテリーだけでラインナップを揃えているため、選択肢が豊富です。
さらに、BYDの象徴的な「Dシェイプ」を採用。リアコンビランプや顔も少し長めの「D」にデザインすることで、ブランド認知を高めつつ、愛着を持って乗ってもらえる車に仕上げています。市場投入は来年中頃を予定しており、街中での走行も楽しみな一台です。
NISSANブース|主流電気自動車(EV)として進化した「新型リーフ」
NISSANブースでは、新型リーフが紹介されました。これまで電気自動車(EV)は「少し乗りづらい」「躊躇されるお客様」もいましたが、最大航続距離702kmと、航続距離の向上などにより、普通に乗れる車であることを強くアピールしています。より多くのお客様に、『当たり前の車』として受け入れていただきたいとのことです。
今回の新型リーフはクロスオーバースタイルを採用。従来のハッチバックタイプから一新し、SUVやクロスオーバーの要素を取り入れることで、見た目も空間的に広く見えるデザインになっています。もちろんスタイリングのかっこよさだけでなく、性能や航続距離にも配慮した設計です。
ターゲットはガソリン車やハイブリッド車に乗っているお客様で、電気自動車(EV)未経験層へのアピールを意識。もちろん、すでに電気自動車(EV)に乗っているお客様には新型リーフの進化を体感してもらえます。それ以上に、これから電気自動車(EV)に乗り換えても大丈夫だということを、多くのお客様に認識してもらうことが狙いです。
年明け1月から購入可能で、日常生活の中で電気自動車(EV)ライフを楽しめる一台となっています。
電気自動車(EV)体験から見える、これからの充電とモビリティライフ
静かでスムーズな走行性能は、電気自動車(EV)が特別な存在ではなく、日常の移動手段として確実に進化していることを実感させてくれます。こうした電気自動車(EV)の進化とともに、今後ますます重要になるのが「充電環境」です。とくに自宅での充電をいかに効率よく、無理なく行えるかは、電気自動車(EV)ライフの快適さを大きく左右します。
そこで注目されるのが「おうちEV充電サービス」です。おうちEV充電サービスは、EV充電をもっと賢く、電気自動車(EV)ライフを快適にするサービスで、EV充電設備シェアナンバー1のPanasonicが提供する公式アプリです。家庭用EV充電の電気代を節約できるだけでなく、充電スタンド検索やポイント機能など便利機能も充実しています。
IoT EVコンセントがあれば、スマホアプリで充電スケジュールを自動化し、割安な時間帯に充電設定が可能です。また、外出先の充電スタンド検索や日常利用でポイントが貯まる機能もあり、電気自動車(EV)ライフをフルサポート。まずはアプリをダウンロードして、今日からおうち充電の新しい体験を始められます。
電気自動車(EV)の
メリット
電気自動車(EV)は、単に移動手段としての役割にとどまらず、環境負荷の低減や経済性、災害時の利用、安全性など、さまざまなメリットを兼ね備えた次世代のモビリティです。
ここでは、電気自動車(EV)ならではの特長や利点を紹介し、日常生活やライフスタイルにどのように役立つかをわかりやすく解説します。
環境にやさしい
電気自動車(EV)の最大の特長の一つは、環境負荷の低さです。電気モーターで走行するため、走行中にCO2や排気ガスをほとんど出さないことが大きな強みです。従来のガソリン車では排出される炭化水素や窒素酸化物などの有害物質も、電気自動車(EV)なら大幅に削減できます。
そのため、都市部での大気汚染の改善や、地球規模での温暖化対策にも貢献。電気自動車(EV)の普及は、私たちの日常生活と地球環境の両方にやさしい選択肢として注目されています。
エネルギー効率と経済性が高い
電気自動車(EV)はガソリン車に比べてエネルギー効率が非常に高いのも大きな魅力です。電気エネルギーの約9割※1が走行の動力に変換されるため、燃料の無駄が少なく効率的に走行できます。
さらに、電気代はガソリン代よりも安価なことが多く、日々の通勤や買い物、ドライブなど日常のランニングコストを抑えられるのもポイントです。このように、環境にやさしいだけでなく、経済的にも負担が少ない電気自動車(EV)ライフを実現できることが、多くのユーザーに支持される理由となっています。
災害時の非常電源として利用できる
電気自動車(EV)は大容量バッテリーを搭載しているため、「走る蓄電池」として利用できるのも大きな利点です。停電や災害時には、電気自動車(EV)にV2H(Vehicle to Home)機器を接続することで住宅に電気の供給が可能で、ライフラインとしても注目されています。
例えば、日産リーフのような電気自動車(EV)では、一般家庭の数日分の電気を蓄えられるモデルもあり、災害時の備えとして非常に頼もしい存在です。電気自動車(EV)は日常の移動手段としてだけでなく、万一の際には生活の安全を支えるバックアップ電源としても利用できる、次世代のモビリティといえます。
高い安全性がある
電気自動車(EV)はリチウムイオンバッテリーを搭載していますが、発火や爆発のリスクを最小限に抑えるための安全対策がしっかり施されています。難燃性素材の採用や、異常を検知するセンサー、バッテリーセルごとの保護機能など、さまざまな技術により高い安全性が確保されています。
さらに、国際的な安全基準をクリアしているため、ユーザーは快適な電気自動車(EV)ライフを楽しめるでしょう。日常の移動だけでなく、家族や自分の安全を守る面でも、電気自動車(EV)は信頼できる選択肢となっています。
静かで快適な走行空間がある
電気自動車(EV)はモーター駆動で走るため、エンジン音や振動がほとんどないのが特長です。車内は非常に静かで、運転中のストレスも少なくなります。早朝や夜間の運転でも周囲への騒音を気にせずに走行できるため、住宅街や静かなエリアでも快適です。
この静粛性の高さは、長距離ドライブや毎日の通勤でも快適さを実感できるポイントであり、電気自動車(EV)ならではの上質な走行体験を支えています。
発進から力強いパワフルな走行が楽しめる
電気自動車(EV)はモーターの特性により、発進時から最大トルクを発揮できるのが大きな魅力です。アクセルを踏んだ瞬間からスムーズに加速するため、ガソリン車のようにエンジン回転数を上げる必要がありません。
この特性により、街中でのストップ&ゴーや、高速道路での合流・加速も力強く快適に行えます。静かで快適な走行空間とあわせて、電気自動車(EV)ならではの爽快なドライブ体験を日常的に楽しめます。
電気自動車(EV)の
課題
電気自動車(EV)は多くのメリットを持つ一方で、購入や普及にあたってはいくつかの課題も存在します。航続距離の制約や車両価格の高さ、そして充電インフラの整備状況など、ユーザーが快適な電気自動車(EV)ライフを送るためには知っておきたいポイントです。
ここでは、これらの課題を整理し、現状の状況や今後の改善の方向性について詳しく解説します。
航続距離の不安と実用性の課題
電気自動車(EV)には多くのメリットがありますが、航続距離の制約は購入前に知っておきたい重要なポイントです。
一般的な近距離向けモデルでは200km程度、上級モデルでも400~600km程度が目安となります。そのため、長距離ドライブでは不安を感じる場合もあるでしょう。
航続距離を伸ばすためにはバッテリー容量を大きくする方法がありますが、その分、車両価格が高くなるという課題もあります。そのため、軽量化や高容量化など革新的なバッテリー技術の実用化が、電気自動車(EV)のさらなる普及には欠かせない要素となっています。
車両価格の高さが普及の課題
電気自動車(EV)の普及を妨げる要因の一つが車両価格の高さです。同じクラスのガソリン車と軽EVでは、軽EVの方が価格が高めの傾向があります。
価格が高い主な理由はバッテリー製造コストの高さにあり、現状では大幅なコストダウンが簡単には実現できません。
そのため、今後の普及には次世代バッテリーの実用化やリチウムイオン依存からの脱却が重要なカギとなります。これにより、ガソリン車と同等の価格帯で電気自動車(EV)を購入できる時代が期待されています。
充電インフラの整備不足が普及の課題
電気自動車(EV)普及の大きなハードルの一つが、充電インフラの整備不足です。現状では、普通充電設備は宿泊施設や商業施設に設置されることが多く、ガソリンスタンドのように街中に広く配置されているわけではありません。
急速充電設備についても、高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)を中心に運用されていますが、地域による偏在が大きく、行楽シーズンなどには順番待ちが発生することもあります。
こうした課題を踏まえ、経済産業省は2030年までに公共用普通充電器12万基、急速充電器3万基を整備する目標を掲げています。※2今後、電気自動車(EV)を快適に普段使いするためには、充電環境の拡充が普及のカギとなるでしょう。
ジャパンモビリティショー
2025総括|
電気自動車(EV)の進化と課題
ジャパンモビリティショー2025では、電気自動車(EV)が環境にやさしく、安全で快適な次世代モビリティとして進化していることが実感できました。BEV、HEV、PHEV、FCEVなど多彩な車種が登場し、未来の移動体験を体感できる一方で、航続距離や車両価格、充電インフラなどの課題も存在します。
Panasonicでは、電気自動車(EV)ライフをより快適にする「おうちEV充電サービス」を提供しています。家庭での充電管理や外出先での充電スタンド検索、充電スケジュールの自動化、ポイント機能など、電気自動車(EV)ユーザーの日常をサポート。充電の不安を減らし、電気自動車(EV)の性能を最大限に活かした快適な移動を実現します。
未来のモビリティは利便性と環境配慮を両立する時代へ。Panasonicは、おうちEV充電サービスを通じて、EV充電をもっと賢く、電気自動車(EV)ライフをもっと便利にサポートしていきます。
おうちEVチャンネル MC 小澤 瞳
静岡県出身のフリーアナウンサー。
every.しずおかのキャスターなどを経て、おうちEVチャンネルのMCに就任。
趣味:ドライブ / 読書 / クラシック鑑賞 / 1人ディズニー
資格:普通自動車免許 / 茶道表千家習事
おうちEVチャンネル編集長
神谷 崇
パナソニック株式会社
エレクトリックワークス社 新規ソリューションセンター
パナソニック株式会社にて、国内外のマーケティングコミュニケーション企画・制作の経験を経て、新規事業部門を兼務。
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