LED投光器「アウルビーム」<光害対策>【HID1500形・1000形相当】

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「NYS12497K LF2」「投光器XYS13497 LF2」漏れ光を抑制し周辺への光害を低減。大幅な光漏れ抑制を実現した光害対策投光器。電源内蔵型・電源別置型をラインアップ。第70回工業技術賞受賞

パナソニックのLED投光器 アウルビーム【光害対策】は、夜間照明による周辺への光漏れを低減する照明器具です。住宅や農地が隣接する学校グランド、市民競技場などにおすすめです。ルーバで対策するより台数を削減でき、省エネに貢献します。

住宅が隣接する学校グラウンドや駐車場におすすめ

LED投光器 アウルビーム〈光害対策〉に搭載された高性能配光レンズで光を制御し、障害光となりやすい上方向への光を抑制。
グラウンドや駐車場周辺の民家や農地への光漏れを低減し、良好な照明環境を実現します。

グラウンド設置のイメージ写真
駐車場設置のイメージ写真

納入事例

岐阜県岐阜市の岐阜メモリアルセンター 長良川球技メドウ様の納入事例

岐阜県岐阜市の岐阜メモリアルセンター 長良川球技メドウ様に当社のLED投光器が導入されました。

近隣住宅への配慮から光害対策の投光器をご採用いただきました。

納入事例を見る

効率の良い照射で光害を軽減しつつ、節電を実現

LED投光器 アウルビーム〈光害対策〉は効率の良い照射で、HID投光器および現行品と比較しても光害を軽減しつつ、節電を実現します。

グラウンド照射時の器具台数・照度・消費電力比較

HID投光器との比較

使用器具 HID投光器 光害対策投光器
HID投光器の商品イメージ
  • アウルビームマルチハロゲン灯Sタイプ1000形
  • YAX56400※2
    (MT1000B/BHSC/N)
LED投光器アウルビーム
  • LED投光器 アウルビーム〈光害対策〉マルチハロゲン灯Sタイプ1000形相当 電源内蔵型
  • NYS12497K LF2
水平面照度分布図
(単位:lx)
HID投光器の水平面照度分布図
LED投光器アウルビーム<光害対策>の水平面照度分布図
鉛直面照度分布図
※1
HID投光器の鉛直面照度分布図
LED投光器アウルビーム<光害対策>の鉛直面照度分布図
設置台数

32台

32台

同台数

平均照度

114 lx

105 lx

明るさほぼ同等

最大鉛直面照度※3

19.0 lx

7.2 lx

約62%ダウン

消費電力

約34.8kW※4

13.2kW※4

約62%節電

[照明設計条件] 目標平均水平面照度:グラウンド全体100 lx/照明鉄塔:6基/取付高さ:13m/計算面高さ:0m/保守率:HID投光器0.68、LED投光器0.81

  1. 水平面・鉛直面照度分布図、説明図
    • 学校グラウンドに隣接した住宅への漏れ光をシミュレーションしています。
  2. 2018年生産終了品
  3. 高さ5m(住宅2階窓面を想定)において
  4. 平均電力

商品ラインアップを見る

一般投光器(ルーバ付)との比較

使用器具 一般投光器(ルーバ付) 光害対策投光器
一般投光器(ルーバ付)の商品
  • LED投光器グラウンドビーム
  • マルチハロゲン灯Sタイプ1000形相当 電源内蔵タイプ+
    マルチハロゲン灯Sタイプ1000形相当⽤ルーバ(前⽅カット⽤)
    NYS12537K LF2※2 +
    NYK41205
LED投光器アウルビーム
  • LED投光器 アウルビーム〈光害対策〉マルチハロゲン灯Sタイプ1000形相当
    電源内蔵型
  • NYS12497K LF2
水平面照度分布図
(単位:lx)
LED投光器グラウンドビームの水平面照度分布図
LED投光器アウルビーム<光害対策>の水平面照度分布図
鉛直面照度分布図
※1
LED投光器グラウンドビームの鉛直面照度分布図
LED投光器アウルビーム<光害対策>の鉛直面照度分布図
設置台数

42台

32台

10台削減

平均照度

102 lx

105 lx

明るさほぼ同等

最大鉛直面照度※3

27.0 lx

7.2 lx

約73%ダウン

消費電力

約16.8kW※4

13.2kW※4

約21%節電

[照明設計条件] 目標平均水平面照度:グラウンド全体100 lx/照明鉄塔:6基/取付高さ:13m/計算面高さ:0m/保守率:HID投光器0.68、LED投光器0.81

  1. 水平面・鉛直面照度分布図、説明図
    • 学校グラウンドに隣接した住宅への漏れ光をシミュレーションしています。
  2. 2023年9月末 生産終了
  3. 高さ5m(住宅2階窓面を想定)において
  4. 平均電力

商品ラインアップを見る

漏れ光を抑制し、周辺への光害を軽減

グラウンド周辺の民家や農地への光漏れを低減し、良好な照明環境を実現します。

光軸から上方15°の光度2,500cd以下で上方向への光を制御

光害対策のための厳しい条件をクリア

光軸から上方15°の絶対光度を2,500cd以下に設定。
環境区域E1(自然)レベルを達成※しているため、グラウンド周辺の民家や農地への光漏れを低減し、良好な照明環境を実現します。

※ NYS12627 LF2・投光器XYS13627 LF2・NYS12427 LF2・投光器XYS13427 LF2・NYS12697K LF2・投光器XYS13697 LF2はE2に該当します。

環境省『光害対策ガイドライン』令和3年3⽉改訂版

区域 E1 E2 E3 E4
環境 自然 地方 郊外 都市
光環境 本来暗い 低い明るさ 中間の明るさ 高い明るさ
国立公園、
保護された場所
産業的または居住的な
地方領域
産業的または
居住的な郊外領域
都市中心と商業領域
規制時間帯以外 2,500cd 7,500cd 10,000cd 25,000cd
規制時間帯(深夜) 0cd 500cd 1,000cd 2,500cd

●周辺地所の輝度(照明設備周辺の住居などの鉛直面照度)は、アウルビーム(HID投光器)と同等かつ、一般投光器(ルーバ付)よりはるかに低くなっています。

Wダブルレンズによる精密な配光制御で漏れ光を大幅に抑制

当社独自のWレンズ方式を採用し、高効率かつ高性能な光害対策を実現しました。
LEDチップの光を第1レンズに高効率に入光し、第2レンズで上方向への光を大幅に抑制。
それにより、精密な配光制御が可能に。

Wレンズ図解

Wレンズの仕組みの図:第1レンズはLEDチップの光を最大限取り込む、第2レンズは光を下方向に集中させる

配光イメージ比較

使用器具 一般投光器 光害対策投光器
一般投光器(ルーバ付)の商品
  • LED投光器グラウンドビーム
  • NYS12537K LF2
LED投光器アウルビームの商品
  • LED投光器 アウルビーム〈光害対策〉電源内蔵型
  • NYS12497K LF2
配光イメージ
上方向への光漏れが発生
上方向への光漏れを大幅に抑制。下方向に光を集め効率よく照射。

グレア(まぶしさ)を抑え、より快適な照明環境に

一般投光器と比較して、直接器具を見た際のグレアを低減。
学校グラウンドを想定したモデルプランにより、投光器の照射角度を考慮しています。

グラウンド中心で器具を直接見た際光軸より上方5°、グラウンドから道路を挟んだ向こう側の住宅から器具を直接見た際には光軸より上方15°

グレア(まぶしさ)比較

使用器具 一般投光器 光害対策投光器
一般投光器(ルーバ付)の商品
  • LED投光器グラウンドビーム
  • NYS12537K LF2
LED投光器アウルビームの商品
  • LED投光器 アウルビーム〈光害対策〉 電源内蔵型
  • NYS12497K LF2
光軸より上方+5°
光軸より上方+15°

用途に応じた3つの配光をラインアップ

おすすめ場所

配光 中狭⾓タイプ配光
用途

多⽬的グラウンド※

中規模野球場など※

ゴルフ練習場※

  • 現場の条件によっては、中⾓・広⾓タイプと組み合わせてご使⽤ください。
配光 中⾓タイプ・広⾓タイプ配光
用途

学校グラウンド

テニスコート

100 lm/Wを超える高効率

従来HID投光器と同等の明るさを保ちながら大幅な高効率化を実現。
少ない消費電力で効率良く照らします。

電源内蔵型と電源別置型をラインアップ

  • 省施工を実現する電源内蔵型

    電源内蔵型の側面

    電源設置場所の確保が不要。
    また器具背面の結線ボックスで簡単に施工できます。

  • 電源部のメンテナンスが容易な電源別置型

    電源別置型の側面

    灯具部分を軽量化し、取付架台への負荷を軽減。
    また電源部のメンテナンス・交換が容易にできます。

受圧面積を抑えたコンパクトボディ

従来HID1000形用投光器YAX56565K(2017年生産終了品)とLED投光器アウルビーム〈光害対策〉マルチハロゲン灯Sタイプ1000形相当電源内蔵タイプNYS12497K LF2の面積比較、受圧面積 約30%ダウン

受圧面積が小さいため、取付架台への負荷を軽減します。

簡単段調光で均斉度の高いグラウンドが実現

段調光は間引き点灯に比べ簡単※1に調光(2段階調光)が可能です。調光信号は有電圧で投光器と同じAC200(~242)Vを使用できます。

調光信号 AC200~242V(ON:50%※2)(OFF:100%)
  1. 間引き点灯の場合、工事においては間引きする投光器の回路分けが必要。
    設計においては間引き点灯時の配灯設計(エイミング)が必要です。
  2. 段調光点灯の明るさは、標準品では50%に設定されていますが、標準加工にて明るさの変更が可能です。
    (80%、70%、60%、40%、30%、25%、20%のいずれか)

その他特長

衝撃に強い前面パネルを採用

耐衝撃性に優れ、万が一の破損時にも飛散しにくいポリカーボネート製前面パネルを採用しました。

落下防止ワイヤーを標準装備

万が一の振動や強風による器具落下に備え、落下防止ワイヤーを標準装備。安全性を向上しています。

寿命末期まで明るさを確保

LEDの熱を効率良く放熱させる設計で光束維持率85%を実現。設置当初からLEDの寿命末期まで明るさを確保します。

初期光束補正機能で省エネに貢献

光源初期の過剰な明るさを自動補正する初期光束補正機能を搭載。節電対策に貢献します。

リニューアルも簡単

取付台はそのままで、投光器のみ交換が可能です。

  • 既設設備が使用できない場合がありますので別途ご相談ください。

瞬時点灯・瞬時再点灯が可能

重耐塩害仕様

海岸より0~200m(重耐塩)、海岸より200m~20km(耐塩)にもご使用できます。

商品ラインアップ

電源内蔵型

マルチハロゲン灯Sタイプ1500形相当

マルチハロゲン灯Sタイプ1500形相当の商品イメージ

マルチハロゲン灯Sタイプ1000形相当

マルチハロゲン灯Sタイプ1000形相当の商品イメージ

電源別置型

マルチハロゲン灯Sタイプ1500形相当

マルチハロゲン灯Sタイプ1500形相当の商品イメージ

マルチハロゲン灯Sタイプ1000形相当

マルチハロゲン灯Sタイプ1000形相当の商品イメージ

大阪工研協会の第70回工業技術賞を受賞しました

(一社)大阪工研協会の工業技術賞は、科学技術の振興と若い研究者・技術者の育成のために設けられました。会員企業および森之宮センターの研究者の中から、将来性も含めて工業化へ大きく寄与する研究開発を行なった方々,ならびに現場技術の進歩改善に功績のあった方々を対象に,昭和18年から毎年1回「工業技術賞」(賞状と記念品)を贈呈しており、パナソニックのLED投光器 アウルビーム【光害対策】は、第70回目の工業技術賞を受賞致しました。

一般社団法人大阪工研協会の工業技術賞についてはこちら

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