フリースペース「コロパーク」に設置された「エアリーソリューション」(中央奥)

感染症対策と生産性向上にこだわり
コロナ後も見据えた次世代型オフィス

スマートフォンアプリを中心とした国内・海外向けモバイルゲームサービスなどを提供している株式会社コロプラが、2022年2月にオフィスを東京ミッドタウンに移転した。ここでは、徹底した感染症対策や社員のモチベーションと労働生産性向上にこだわる次世代型のオフィスが追求された。株式会社コロプラ 取締役 原井 義昭氏は「オフィス移転にあたり、従業員がコロナ禍でも安心して働きながら、クリエイティブな活動を支える環境を提供しようと考えた。感染症対策の調査パートナーとして大学などの研究機関も候補に挙がったが感染症対策に繋がる商品を提供し、メーカーとして科学的なデータを集めているパナソニックの『くらし・空間コンセプト研究所』を選び、厚生労働省やCDCなどのエビデンスに基づいた感染対策(接触・飛沫・空気)を検討した。その結果、換気設備の増強や抗ウイルス性素材の選定など、さまざまな設備や建材を採用する中で、『エアリーソリューション』の導入も決めた」と語る。エアリーソリューションはダウンフローにより浮遊している小さな飛沫「エアロゾル」を床に落とし、毎分約12,000Lの空気を浄化する設備。ブース内だけでなく周りの空気も循環させて洗浄することで、円滑なコミュニケーションの実現が期待されている。

  • Centers for Disease Control and Prevention(米国・疾病対策予防センター)

建築設計Report vol.41/2022年5月発行
※会社名、役職名などは掲載時のものです。

ルーバーから流れる空気が下方向の均一な面気流を発生させることでエアロゾルを床に落とす「エアリーソリューション」ルーバーから流れる空気が下方向の均一な面気流を発生させることでエアロゾルを床に落とす「エアリーソリューション」

会議室に設置された0.3µm以上の粒子を99.97%以上捕集するHEPAフィルター搭載の空気清浄機会議室に設置された0.3µm以上の粒子を99.97%以上捕集する
HEPAフィルター搭載の空気清浄機

感染症対策検討により大幅に増設された換気用ダクト感染症対策検討により大幅に増設された換気用ダクト

抗ウイルス性素材リノリウムの床材が採用されたエントランスホール抗ウイルス性素材リノリウムの床材が採用されたエントランスホール

リノリウム素材の床と什器で構成された「クマ図書館」リノリウム素材の床と什器で構成された「クマ図書館」

株式会社コロプラ

所在地/東京都港区赤坂
事業主/株式会社コロプラ
プロジェクトマネージメント/株式会社ディー・サイン
デザイン設計/株式会社SIGNAL
グランドオープン/2022年2月

主な設備

● エアリーソリューション