リニューアル後のエントランス。夕方17〜19時は、人を誘導するように手前を暗めにし、奥の照度を明るめに設定されている

築後約50年のビルエントランスを
Well-beingを意識してリノベーション

名古屋第二埼玉ビルは、JR名古屋駅から徒歩約4分の立地にあるテナントビル。地上9階、地下2階のビルは建設から約50年が経過していたため、ビルの価値を高め、テナントワーカーが利用しやすい環境をめざしてエントランスの内装をはじめ、照明やサイン、音響などのリニューアルが行われた。計画にあたっては、Well-beingの視点から、空間価値を高める照明と音響、アロマの演出を提案。朝の出勤時間帯は照度を高く設定して活気のある空間を演出。同時に森の中で野鳥のさえずりに包まれるような音響を提供。また、夕方の帰宅時間帯には外の自然光に合わせて照度を徐々に抑えていき、落ち着いた雰囲気を創り出すとともに、ジャズなどのBGMでリラックスできる空間を演出している。音響装置はエントランス横の空間でフェイクグリーンのプランターBOX内に納め、アロマディフューザーも格納。香りと緑の効果で、心安らぐバイオフィリックな空間を実現した。大栄不動産株式会社 ビル事業部 課長の熊坂 圭吾氏は「デザインや商品の提案から設計・施工まで、ワンストップで空間のリノベーションが実現でき、Well-Beingに配慮した空間はテナントワーカーにも好評。ビルの価値も高まった」と語る。

建築設計Report ワークスペース空間ソリューション事例集/2023年7月発行
※会社名、役職名などは掲載時のものです。

リニューアル前のエントランスリニューアル前のエントランス

朝7時30分〜17時のリニューアル後エントランス朝7時30分〜17時のリニューアル後エントランス

照明とともに、エレベーター扉までデザインされたエレベーターホール照明とともに、エレベーター扉までデザインされたエレベーターホール

露出していたメールボックスは案内サインの背後に空間を作って設置露出していたメールボックスは案内サインの背後に空間を作って設置

照明の色温度を低く、温かみのある空間に変えたリニューアル後のエントランス照明の色温度を低く、温かみのある空間に変えたリニューアル後のエントランス

音響・アロマシステムを収納した特注プランターBOX音響・アロマシステムを収納した特注プランターBOX

照明・音響・アロマのタイムスケジュール

照明・音響・アロマのタイムスケジュール


名古屋第二埼玉ビル

■エントランス改修工事
所在地/愛知県名古屋市中村区名駅
事業主/大栄不動産株式会社
リニューアル竣工/2023年3月

主な設備

● LEDベースライト ● LEDダウンライト ● 特注音響・アロマBOX


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