株式会社NTTデータMSE　横浜オフィス

執務室の横に配置されたイノベーションルーム。背後にあるのが「メルティカフェ」。
設置された2台の「ランターナ」はインテリアに合わせた黒。隣の執務室には白タイプを8台導入

「情報技術で新しい価値を生み出し、豊かな未来社会の創造に貢献する。」を経営理念に、モビリティ社会に貢献する車載事業やIoT、スマホアプリ、ウェブサービスなどの開発を進める株式会社NTTデータMSE。その横浜オフィスに、10台の「ランターナ」が採用されている。「2016年に横浜オフィスを開設した際に、コミュニケーションのあり方を変え、イノベーション活動を推進しようと、執務室とは別に広々としたイノベーションルームを設けた」と、オフィス改革チームのスタッフ。「テレワークではオンタイムで自分らしい働き方ができ、オフタイムにはプライベートも充実した。半面、オフィスにおけるインフォーマルなコミュニケーションや共創的な空間が失われた。そのオンとオフの時間を『溶け合わせる』、新しい働き方に取り組んでいる。ワークショップを行う際には、レイアウトを変えて対話を活性化させ、多くのアイディアを共有する必要がある。その際に、動かせる『ランターナ』や『イーブロック』が役立つ。オフに近い時間では、カフェカウンターに『ランターナ』を設置して自己紹介を映し、部署を超えた雑談が生まれる環境をつくっている。ここは共創空間で、すべての机と椅子は可動式。『イーブロック』と『ランターナ』の組み合わせは、オフィスのイノベーションとコミュニケーション進化に欠かせない」と語る。

建築設計Report ワークスペース空間ソリューション事例集/2023年7月発行
※会社名、役職名などは掲載時のものです。