関電ビルディング 「Liv-Lit」ライトアップ
LED化された関電ビルディング(高さ約195m)頂上部の「Liv-Lit」
ビル頂上部の「Liv-Lit(リブリット)」をLED化し
大阪・関西万博開催の機運を高めた
「Liv-Lit」は関電ビルディングの頂上部に設けられたライトアップ設備。時間帯やイベントに応じて変化する動的なカラー演出を行うことで、光による地域の魅力創出や活性化に貢献している。従来の蛍光灯から今回のLED化への更新により、省電力と長寿命化を図りつつ、既存点灯パターンを継承しつつ、より多彩な演出を可能にした。採用されたのは特注シームレス建築化照明器具「C-Slim」。シミュレーションには「ライトニングフロー」を用いることで色や動きなど演出イメージを確認して関係者と合意形成を行った。工事期間中の演出設定時にはPCからライトニングフローによるリモート操作でDMX遠隔制御を行うことにより、リアルタイムの演出調整要望にも対応している。
建築設計Report vol.54/2025年8月発行
※会社名、役職名などは掲載時のものです。

風の流れ

ハーモニックブリーズ

桜の開花
「ライトニングフロー」を用いたリアルタイム演出設定

関電ビルディング 「Liv-Lit」ライトアップ

■頂部ライトアップ改修工事
所在地/大阪府大阪市北区中之島
事業主/関電不動産開発株式会社
照明監修/株式会ライティングM
電気工事/株式会社きんでん
設備竣工/2025年3月
主な設備
● 特注シームレス建築化照明器具「C-Slim」

