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Renovation Ideas for a Comfortable Life

CaseStudy Kitchen

これからの暮らしにちょうどいい電気設備リフォーム シニア世代のこれからの暮らしにぴったりのリフォームアイデアをご紹介。

これからの暮らしは、
「つながり」と「自分らしさ」が
心地よく共存する住まいへ。
それぞれの居場所をゆるやかにつなぎ、
家族や友人が自然と集う、
穏やかな毎日を楽しめる
電気設備リフォームをご提案する連載の
第一回をお届けします。

キッチンの電気設備リフォームプランをもとに、空間づくりのポイントをご紹介します。

1. キッチンのお困りごと

キッチンのこんなお困りごと、ありませんか?

Before

壁に囲まれたキッチンは
「作業場」のような印象で、
食卓とのつながりを感じにくく、
リビングに狭さを感じる原因でもありました。

2. キッチンプランの考え方

「作業の場」から
「くつろぎの場」へ。

キッチンのあかりを替えると、
ダイニングの心地よさまで変わる

キッチンを囲んでいた壁を取り払い、LDKとつながる開放的な空間に。
広がりに合わせてあかりを計画し、必要な明るさを確保しながら
柔らかな雰囲気を演出。家族がゆったりとくつろげる空間を実現しています。

プランニングのポイント by Hirotsugu Nakanishi

天井の間接照明と背面のライン照明を組み合わせ、奥行きと柔らかな陰影を演出。光源が直接目に入らない設計で、必要な明るさを保ちつつ、上質なLDKに整えました。ソファ横にはフロアコンセントを設置。
機能性と寛ぎを両立した空間です。

Before
After

3. 快適空間を支える電気設備の工夫

このプランで採用した、おすすめの商品をご紹介します。
設置イメージや活用のポイントもあわせてご覧ください。

Aスリムライン照明

色温度が選べ、調光も可能。あかりの演出が広がる間接照明。キッチン背面にやわらかな光を添え、収納まわりを見やすくするとともに、落ち着きのある空間づくりに貢献します。

照明の納まり

キッチン棚(上下)
スリムライン照明
LGB51367 XG1(L1300)
LGB51377 XG1(L1200)
LGB51357K XG1(L900)

Bコンパクトランプ ダウンライト

LED交換型で、小口径なダウンライト。天井すっきり。器具の存在感を抑え、空間の広がりやインテリアを引き立てます。

照明の納まり

リビング・ダイニング
ダウンライト
XSZD3060L CB1<P.120>
ピッチ450

C床用コンセント

床用コンセントを活用して、ソファ周りにも電源を。テーブルやカウンター付近のスペースを活かして設置しておくと、何かと便利に使えます。

床用コンセント
F型アップコン(住宅用)

飾る楽しみを広げるキッチン

Before

壁で仕切られた空間は光が届きにくく、
キッチンに立つと
家族の輪から
離れてしまう寂しさがありました。

棚にあかりをプラスして、
お気に入りの器を飾るすてきなディスプレイスペースに。

プランニングのポイント by Hirotsugu Nakanishi

壁を取り払い、コーブ照明で明るさを確保しつつ眩しさを抑えた空間へ。お気に入りの器も飾れるニッチ収納は、棚板にライン照明を設置し、視線を自然に奥へと導きます。心地よい光のグラデーションが、ゆったりと会話や食事を楽しむ時間を美しく演出します。

おすすめ商品

空間づくりのポイント

Point 1

あかりを切り替えて、
より心地よい時間を演出

複数のあかりを組み合わせることで、シーンに合わせた心地よい空間を演出できます。
理想の暮らしを思い描きながら、あかりの種類や配置を計画することがポイントです。

くつろぎのあかり
スタンドやテレビ台下照明などの低い位置のあかりを際立たせ、空間に落ち着いた雰囲気を広げます。
食事のあかり
ペンダントを消灯し、ダイニングキッチンに明るさを集中。テレビ後ろのあかりを残して、空間の奥行を演出します。

Point 2

複数のあかりで空間にメリハリを

「中心のあかり」「まわりのあかり」「+αのあかり」を組み合わせることで、使いやすさと心地よさを両立。シーンに合わせて表情を変えられる空間になります。

作業が快適になるキッチン

Before

対面カウンターは開放的な一方で、
手元が見えるため生活感が隠せない
ことや、
コンセントから距離が遠く
家電が使いづらいことが悩みでした。

手元のコンセントで作業がスムーズに。
軽やかに調理を楽しめるキッチンカウンター。

プランニングのポイント by Hirotsugu Nakanishi

造り付けのカウンターには、手元に家電やPCが使えるコンセントを確保し、使い勝手を高めています。間接照明で手元を優しく照らし、機能美と居心地を両立させました。生活感を感じさせない洗練されたデザインが、暮らしの質を穏やかに引き上げます。

おすすめ商品

空間づくりのポイント

Point

コンセントは調理動線を考慮して
配置しましょう。

調理スペースの近くにコンセントを設けることで、キッチン家電を使いやすくなります。
また、使い勝手や安全性に配慮し、家具や家電に隠れにくい位置や適切な高さに計画することも大切です。

二隅配置

すべてのコンセントが家具などで隠れてしまうことを減らすために、部屋の二隅に配置するベースのコンセント

アドオン

お部屋での使い勝手を考えて、設計上あらかじめ追加しておくコンセント

アドオン+α

よりよいくらしのために追加設置を推奨するコンセント

  • 毎日は使わない
    キッチン家電が大量に

    手元用コンセントで
    調理の効率
    アップ

  • 家電を並べると
    コードだらけに

    コンセントは
    間隔を離して
    配置

  • 同時に使うと
    ブレーカが
    落ちないか心配

    回路をうまく
    分散

必要になるコンセント
10個(20口)以上(専用コンセント含む)

1二隅 4口(接地極付) サーキュレーター・掃除機など
2キッチンカウンター 2口(接地極付) 調理家電・電気ケトル
3パントリー 2口(接地極付) 小型冷蔵庫・ワインセラーなど
4背面カウンター 4口(2口×2カ所)
(接地極付)
ホームベーカリー・コーヒーメーカー・
ミキサー・フードプロセッサー・自動調理鍋・
スマートスピーカーなど
5冷蔵庫 2口(接地極付) 冷蔵庫
6調理家電(専用回路必要) 2口(接地極付) 電子レンジ
7調理家電(専用回路必要) 4口(2口×2カ所)
(接地極付)
炊飯器・オーブントースター

くらしに合わせて
プラスしたいコンセント

  • 4背面カウンター 7調理家電(専用回路必要)

    広い背面カウンターは、
    コンセントを左右に分けて。

    複数の調理家電を並べてもコードが
    邪魔にならないように、
    コンセントは左右・中央の
    3カ所を目安に設置。

    アースターミナル付
    接地ダブルコンセント
  • 2キッチンカウンター

    キッチンカウンター側も
    要望の高い場所。

    ミキサーや電気ケトルなどの調理家電を
    カウンター側で使うときに、作業効率が
    アップ。邪魔にならないよう奥側に
    設置することがポイントです。

    接地ダブルコンセント
    (Sプレート)
  • 3パントリー

    収納棚の中にも、
    コンセントがあると便利。

    調理サポートから保存まで、
    空間の使い方も拡大。
    壁面に加えて収納棚にも
    コンセントを付けておくと、
    ちょっとした家電を使う際に
    活躍します。

    アースターミナル付
    接地ダブルコンセント
  • 67調理家電(専用回路必要)

    電子レンジやオーブントースターは
    専用回路にするのが基本。

    据え置いて使い、電気容量も多い
    電子レンジやオーブントースターは、
    専用コンセント・専用回路に。

    アースターミナル付
    接地ダブルコンセント

ポイントのおさらい

キッチンはみんなが集まる大切な場所。使い勝手や収納はもちろんのこと、お気に入りの器や道具を飾れる場所も大切です。モノの居場所を整理し、必要なあかりとコンセントを準備することで、心地よくおもてなしができる空間に生まれ変わります。

1964年大阪府生まれ。’86年京都工芸繊維大学工芸学部
住環境学科卒業。’86〜’99年菊竹清訓建築設計事務所勤務。’99年イン・ハウス建築計画設立。第34回住まいのリフォームコンクール・国土交通大臣賞など、数多く受賞しているほか、「大改造‼劇的ビフォーアフター」(ABC放送)にも8回出演を果たす。主著に『住まいのリノベ設計塾』(共著)、『暮らしやすいリフォームアイデアノート』(いずれもエクスナレッジ)」

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