太陽光発電システムやスマートHEMSなどを標準装備することで他社と差別化。

大誠ハウス株式会社様は1988年の創業以来、長崎県県央部を中心に分譲地の開発と木造住宅の建売住宅／自由設計住宅の施工・販売を行い、地元で長く親しまれている住宅会社です。おもな施工エリアは大村市・諫早市で、特に大村市は長崎市や諫早市のベッドタウンとして近年宅地開発が進み、2022年秋に開業を予定している西九州新幹線の新大村駅が設置されることでも人気を呼んでいます。30歳前後の若いお客様が多く、建売住宅を中心に、年間60～70棟を販売されています。
以前から太陽光発電に力を入れておられましたが、2022年1月から太陽光発電システムを標準装備した建売住宅の販売をスタートされ、2022年5月現在で既に30棟を成約されています。
標準装備されているパナソニック製品は他に、スマートHEMS、第一種熱交換形換気システム、エアコン、外でもドアホン505シリーズ、LED照明器具、EV用コンセント、住宅用火災警報器など多数。システムキッチンやトイレなどの水廻り設備にもパナソニック製品をご採用いただいています。
「当社では認定低炭素住宅を標準仕様とした家づくりに取り組むことで、快適な毎日の生活と子供たちの未来を考えた家づくりを行っています。また、認定低炭素住宅は住宅ローン控除などの税制優遇が受けられるなどのお客様メリットもあります。太陽光発電は売電のイメージが強かったですが、自家消費に使えば電気代を抑えられ、地球温暖化防止に役立ち、お客様には『当社の住宅をご購入いただくだけで世の中に貢献されていることになりますよ』とお話しています。他社と比較されても『太陽光発電システムも含めてこの価格なら』と、当社をお選びいただく方が多いです」。
同社では、パナソニック担当者による月1回の定例研修会に代理店の五光電機株式会社様と共に参加されており、すでに17回目を数えます。「パナソニックさんを通じて最新の商品などを学べるのはありがたい」と金子様。研修を通じて太陽光発電のメリットを深く理解され、「太陽光発電システムが標準装備されているだけでお客様を説得できる」とおっしゃる営業担当の方もおられるそうです。「当社だけでなく、他社も太陽光発電システムを標準装備してほしいと考えています。そうでないと世の中に定着しませんし、5年後10年後を考えればお客様のメリットは大きいはず。電気代も上がっていますし、今後はEVが普及し、『充電用コンセントがあってよかったね』という時代が来るはずです」。

電気工事会社様と連携し、アフターケアに力を入れていきたい。

また、同社の電気設備工事をご担当する伊藤電設株式会社様が、太陽光発電の工事増加に備えて、パナソニックでの施工研修に5名の社員様を派遣。「より丁寧に工事に対応できるように」と、資格取得に力を入れておられます。
「技術を身につけた方が増えれば、新築時だけでなくアフターケアもしっかりできます。伊藤電設さんの存在は我々にとってとても大きく、本当によい電気工事業者さんに恵まれたと思います。引き渡し後、長くお客様に安心して暮らしていただける住宅をご提供していくためにも、今後も連携・協力していきたいですね」とお話しくださいました。

空気環境にもいちはやく注目し、第一種換気方式をご採用。

大誠ハウス様は、空気環境にも早くから注目され、県内の地域密着型ビルダーで最初に第一種換気方式を採用されました。水質の重要性にも着目し、家じゅうまるごと浄水する浄水器の標準装備も開始するなど、常にお客様の入居後の生活を考えて設備の導入を検討されています。
キッチンはもちろん、バスルームにも浄水が供給され、お風呂のお湯がなめらかになり、洗濯の汚れ落ちもよくなるなど、お客様にはとても好評とのことです。

スマートHEMSを活用して、Jクレジットの導入等もご検討中。

また、これから取り組まれることとして、スマートHEMSを活用し、お客様からエネルギーデータを取得、住宅性能のご説明に役立てることや、CO₂削減量の見える化ができる「J-クレジット^※」の導入などもご検討中です。「地球環境に貢献できかつお客様にも有益になることは積極的に取り入れていきたいです」と抱負を語られました。

※J-クレジット…太陽光発電システムや省エネルギー設備の導入などで減らすことに成功したCO₂の削減量または吸収量増加を、「J-クレジット」という形で国が認可し、企業や自治体の間で取引を可能にした制度のこと。