名取川沿いに誕生した「かわまちてらす閖上」。堤防側帯上に商業施設が建つ全国でも珍しい事例

にぎわいで閖上のまちをてらす 名取川沿いの商業施設

宮城県名取市閖上地区は水辺のまちとして発展してきたが、東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた。復興にあたり名取市は「まちなか再生計画」を策定。国土交通省が名取川沿いで進める親水空間の整備・活用計画「かわまちづくり計画」との連携により、名取市と民間事業者が出資するまちづくり会社が商業施設「かわまちてらす閖上」を堤防側帯上に整備した。飲食や物販など26店舗がかつての商店街のように集まり、2019年4月にオープン。被災事業者の店舗再建の場や、新しいにぎわい拠点として交流が進んでいる。今後もイベントの実施や、閖上地区の他施設との間を結ぶ巡回バス・タクシーの導入が検討され、一層の集客が図られる。

建築設計Report vol.36/2021年2月発行
※会社名、役職名などは掲載時のものです。


店舗内に設置されたLED照明器具店舗内に設置されたLED照明器具

図

かわまちてらす閖上

所在地/宮城県名取市閖上
事業主/株式会社かわまちてらす閖上
設計/針生承一建築研究所
建築工事/株式会社阿部和工務店
竣工/2019年4月

主な設備

● LED照明器具 ● LED街路灯 ● 空調設備