展示室内の情報コーナー(左)とハイカーズラウンジ。館内にはシャワー室や洗濯室もある

東北の魅力をつなぐ 長距離自然歩道の拠点施設

みちのく潮風トレイルは、青森県から福島県まで4県28市町村の沿岸部をつなぐ1,000㎞を超えるロングトレイル(長距離自然歩道)で、自然や文化、くらしに触れながら歩くことができる。環境省は東日本大震災後、被災した太平洋岸の自然の復興に貢献する「グリーン復興プロジェクト」を進めており、そのひとつとして自治体や民間団体、地域住民も協働してトレイルのルートを設定。2019年6月に全線が開通した。
宮城県の名取トレイルセンターでは、トレイル上のサテライト施設と連携し、トレイル全線の情報をハイカーに提供するほか、展示室などもハイカーに限らず利用可能。歩く文化の発信に加え、ハイカーと地域住民の交流も進められる。

建築設計Report vol.36/2021年2月発行
※会社名、役職名などは掲載時のものです。

サンルーム。前面に広がる庭にキャンプ場が開設される
サンルーム。前面に広がる庭にキャンプ場が開設される

実習室。ハイカーがトレイルを歩いた際に摂った食事の体験イベントも開催された実習室。ハイカーがトレイルを歩いた際に摂った食事の体験イベントも開催された

図

みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター

所在地/宮城県名取市閖上
事業主/環境省
設計/株式会社ニュージェック
施工/阿部建設株式会社
竣工/2019年4月

主な設備

● LED照明器具