屋外形キャビネットファン
商品特長
キャビネットファンシリーズに屋外形をラインアップ!屋外での居住域隣接に配慮し、独自の低騒音構造を採用しました。
- 屋外形
- 業界初※1、屋外対応の消音ボックス付送風機。消音カバーや防振架台を標準装備、軒下や屋上などの屋外設置が可能。大空間の一般換気に加え、飲食店舗などの高温高湿度換気にも対応できる屋外形キャビネットファン〈大風量タイプ〉です。
※1: 吐出口カバー ・ 床置架台を装備、雨水対応構造で、屋外使用が可能な直結駆動タイプ消音ボックス付送風機。2014年2月時点当社調べ。
- 1. ネオ・スライダーフロー
- 2. ツインフローファン
- 3. テーパード・スクロール
- 4. ハイテーパードレンパン
- 5. 点検パネル(トップカバー内面)
- 6. 直結駆動ファンモーターユニット
- 7. エアガイドサイレンサー
- 8. ダストブローガイダー
- 9. 撥油性塗装羽根車
- 10. 防鳥網
- 11. 床置スプリング防振架台
低騒音・低振動・省スペース化
●消音カバー〈エアガイドサイレンサー〉
- ・分流板と吸音材を備えた構造の消音カバー“エアガイドサイレンサー”により、吐出側騒音を大幅に低減しました。
- ・消音カバー接続部には防鳥網を備えております。
- ・給気使用時は吐出側から吸込側に入れ替え可能です。
■吐出側騒音比較 (50Hz)(代表静圧風量時)
●床置スプリング防振架台
床置き架台にはスプリング防振を採用。床面への振動伝播を抑制しています。
●スリム形状
キャビネットファン専用風路“ネオ・スライダーフロー” により消音ボックスを低圧損化・小型化。幅寸法は全機種590mm以下。狭いスペースにも設置できます。
羽根車汚れ付着抑制構造
羽根車への汚れ付着を抑制し、お手入れ回数半減。ダストブローガイダー「DBG」採用!(当社特許構造)
■付着粉塵量比較(代表静圧風量時)
※2:当商品当社基準での埃付着加速試験にて、JIS試験用粉体(3種・12種他混合)の付着重量が同一運転時間において、“DBG無しの標準羽根”が84gに対し、“DBG有りの撥油性塗装羽根”は40gに低減。
■ダストブローガイダーの概念図
メンテナンス性
●省メンテ直結駆動ファンモーターユニット
-
・天面側に点検パネルを配置。狭い場所への設置時もファンモーターユニットのメンテナンスが容易です。
・ベルトレスの直結駆動。ベルトスリップでのエネルギーロスがなく、頻繁なベルトの調整・交換が不要です。
●着脱可能ドレンパン
清掃作業性に配慮し、ドレンパンを着脱可能としました。側面からのドレンパン内部の確認が行えます。
高耐食性・温度対応
●厨房換気対応構造
- ・外面パネルは、ステンレス鋼板(SUS430)に粉体塗装を実施。屋外環境での耐食性に配慮しました。
- ・許容吸込み空気温度80℃に対応。また、機内部品はメッキ鋼板+粉体塗装とし、厨房換気での耐食性に配慮しました。
ベルト駆動遠心送風機をご使用の方のお困りごとを解決します!
■ベルト駆動遠心送風機での施工例
ダクトに多くの曲げ施工が必要で、経路も長いため、ダクト圧力損失が大!
■屋外形キャビネットファン〈大風量タイプ〉での施工例
ダクト施工がシンプルで、施工費削減!経路が短く、ダクト圧力損失低減!
■ベルト駆動遠心送風機と屋外形キャビネットファン〈大風量タイプ〉の比較例
下記を目安に使用目的に応じて機種を選定してください。
ベルト駆動遠心送風機 FY-15FKSC1CE(従来品) |
屋外形キャビネットファン〈大風量タイプ〉 FY-28CCM3 |
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設置幅 | 1100mm 設置スペース 大 |
590mm(46%スリム化)スリムな形状で 設置スペースを削減できます! |
メンテナンス | ベルトの調整・交換が必要 | 直結駆動でベルトメンテナンスが不要です! |
吐出側騒音※3 | 72dB 消音ボックスがなく騒音大 |
57dB(15dB低騒音化) 消音ボックス付きで低騒音です! |
消費電力※3 | 1580W (ダクト曲げロス含む)(ベルトスリッロス含む) |
1470W(7%省エネ化) |
施工性 | 吐出口に防鳥網や カバーの追加施工必 |
部材を標準装備。施工が簡単です! |
※3:風量4,000㎥/h時、50Hz。
屋外形キャビネットファン〈大風量タイプ〉なら1台で杉の木約8本分のCO2を削減。
屋外形キャビネットファン〈大風量タイプ〉は消費電力が少ないので、ベルト駆動遠心送風機に比べ、年間約8本分の杉の木が吸収するCO2を削減できます。
※4: 条件…代表静圧風量4000 ㎥/h時、FY-28CCM3(50Hz)1470WとFY-15FKSC1CE(50Hz)1580Wとの比較。電気のCO2排出係数 0.43kg-CO2/kWh 50年杉(人工林)のCO2吸収量1本あたり年間14kg(出典 : 環境省林野庁「地球温暖化防止のための緑の吸収源対策」)(1580W-1470W)×8時間×300日=264kWh 1台あたり年間約114kgのCO2削減。