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LIGHTING STYLE Vol.10 | P.L.A.M. | 照明設計サポート製品を探す

LIGHTING STYLE Vol.10

04 JR新宿ミライナタワー

■物件概要
竣工:2016年3月
所在地:東京都新宿区・渋谷区
施主:東日本旅客鉄道株式会社
設計:東日本旅客鉄道株式会社
株式会社ジェイアール東日本建築設計事務所
(照明デザイン監修:松下進建築・照明設計室)
建築工事:大林・大成・鉄建建設共同企業体
電気工事:日本電設・九電工・リーテック電気設備工事
     共同企業体

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JR新宿ミライナタワー

時間を追う光の変化でオフィス空間に生体リズム

JR新宿ミライナタワー

地上32階建てのJR新宿ミライナタワーは、JR新宿駅と直結した大型の複合オフィスビル。
絶えることのない駅の雑踏から一歩、自動ドアを入るとオフィスらしい落ち着いた空間に切り替わる。
エスカレーターで移動する5階オフィスロビーまでの共用部は「水の景」をテーマに設計された空間。
水が伝う岩山をイメージしたダイナミックな自然石の壁が続く。
その演出を引き立てるのが、岩肌を鮮やかに映し出す美光色(びこうしょく)LEDと、時間を追って変化していく調光・調色照明。
また、内部の照明と連動するように、超高層ビルの頂部を彩るライトアップにも、「水の景」を演出する照明デザインを見ることができる。

都会で働く人にやさしく落ち着いたオフィス空間 自然を感じさせる「水の景」を演出する光環境

オフィスのエントランスまわりは、新宿駅の喧騒からがらりと雰囲気を切り替え、落ち着いた空間として設計されている。
水の流れや岩山を連想させる空間においては、自然光のように変化していく光環境が求められた。

「時」と「水」の流れを感じる照明デザインを提案 -パナソニック JR新宿ミライナタワープロジェクトチーム-

[時の流れ]太陽光を再現する調光・調色制御で生体リズムに調和

5階オフィスロビー天井のLEDダウンライトには、時間とともに3パターンに変わる調光・調色制御を採用している。出勤時間帯は朝日のように高色温度・高い照度の“目覚めの光”でワーカーに活気を与える。退社時間帯は夕日のような温白色の“やすらぎの光”、さらに夜間は色温度・照度ともに落とした“癒しの光”へと変化する。ロビーとつながるエスカレーター空間や、2階エントランスホールでも昼夜2パターンの調光・調色を採用。共用空間全体で生体リズムに調和した光環境を創出した。

時の流れ

[水の流れ]内外で連動する光で、街を潤す「水の景」を演出

「水の景」のコンセプトを反映した光のデザインは、建物内外に共通して見られる。内部にあるのは、エントランス空間のエスカレーター裏面に設置したLEDのライン照明。水のように光が流れ、循環していく。一方の外部は、地上32階建ての頂部で、水のように流れる光を、RGBのフルカラー演出照明によってデザインしている。内外の光は、毎正時になると、通常時とは異なる演出に切り替わり、人々に時を知らせる。賑わいのある新宿の街に溶け込みつつ、オフィスビルらしい品格を備えた照明デザインを実現している。

建築ライトアップ 建築ライトアップ:頂部の光は、RGBのフルカラー演出照明、13パターンの演出プログラムが時間帯や季節、イベントに応じて変化。写真は夏の平日毎正時を知らせる、光の波が左右から寄せ合う演出

エントランスホール・エスカレーター下の演出照明 エントランスホール・エスカレーター下の演出照明:「水の景」をテーマに、ファサードを演出する光と、共用部のエスカレーター下面に設置した光の動きとカラーを連動させている

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