2013年6月、パナソニックは、チェコ共和国のプラハ城の電球約1万個をLED電球に交換しました。
従来では、チェコ共和国の歴史のシンボル、プラハ城の厳かな雰囲気を保つには、白熱電球のあかりが最適と考えられていました。
そこでパナソニックでは、白熱電球同様のあたたかみを感じるあかりを、LED電球で表現しました。
百塔の都、プラハのシンボルであり、
歴代王が居城したプラハ城。
欧州で「ノスタルジック・クリア」と名付けられた新しいLED電球は、日本のLED製品よりも色温度を低く設定。白熱電灯や蛍光灯の白色とは異なる、赤みがかったやわらかな色合いを作り出しました。
白熱電球そのままの明るさを持つLED電球は、省エネ性やメンテナンス性の大幅な向上につながりました。
また、以前の電球交換は、高い天井についた電球を取り外す際に大型クレーンを用いるため、危険を伴う作業でした。
今回のLED交換により運営コスト削減、そして安全面にも貢献しました。
アール・ヌーヴォーを代表するアルフォンス・ミュシャの
ステンドグラス。豊かな色彩にあかりが溶け込む。
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