パナソニックでは、照明提案部隊が現場を日々訪問しながら、ライフスタイルのトレンドを探求し、実際に施工できる寸法になっているか、データ上のシミュレーションだけではなく、実空間での検証も行い、スタイルに応じた新たな照明手法を提案しています。

今回、そんな最新の内容が反映された「すまいのあかり設計集＜テキスト編＞」を2022年9月に発刊しました。
LDKや子ども部屋といった「空間別」の設計手法や、ダウンライトや建築化照明といった「テーマ別」の設計手法をご紹介しております。

今回は最新の設計集の中から、ぜひともお伝えしたい内容をピックアップしてご紹介します。

お部屋を洗練された雰囲気にしたい時によく用いられるのがダウンライトや建築化照明ですが、器具の種類も多く、選び方が難しい商品と言えます。また、どのような照らされ方になるのかイメージしにくいというお声もよく伺います。

設計集では当初より、器具の種類や設計の手法について、事例も交えながら詳しく解説しています。

今回は新たに、「素材感のある壁面」や「ダーク色の壁面」におけるダウンライトの設計手法や、「コーナーのコーニス照明」といった建築化照明の手法について解説しています。

ダウンライトの器具種類や配光タイプ、壁からの距離、配灯ピッチなどから、壁面への配光比較シミュレーションをすることができるツールもご用意しております。ぜひご確認ください。

近年はライフスタイルも変化し、在宅ワークをする方が増えてきているため、設計集にも「ワークスペース・書斎」という空間事例を追加しました。

ダイニングテーブルで仕事や勉強を行う際におすすめの照明器具や、カウンターを使う際の適切な照らし方などを解説しています。

ダイニングでは、テーブルの上に主役となるデザイン性の高いペンダント照明を吊り下げるケースが多いですが、それだけでは明るさが足りないことがあります。今回は、ダウンライトで明るさを補う方法を解説しています。

また、リビングでは「高窓（ハイサイドライト）」も増えてきているので、高窓のある壁際にテレビを配置した時の背面の照らし方もご紹介しています。

メイン空間のLDKに比べて、洗面室やトイレの照明はついつい後回しになってしまいがちです。しかし、建築化照明を用いることで、洗面室やトイレもまるでホテルのようにスタイリッシュで贅沢感のある空間になるのです。

家の中で唯一ひとりになれるトイレが一番落ち着く、という方もちらほら…!?。ぜひ、洗面室やトイレなどの設備空間についても、照明にこだわって特別な空間にしてはいかがですか？

最近では、屋内だけでなく外まわりの照明にもこだわる方が増えてきています。

今回は、特にお問い合わせの多いガレージやテラス・デッキの照らし方なども、詳しくご紹介しています。

「すまいのあかり設計集＜テキスト編＞」では、事例も交えながら解説をしていますが、掲載しきれなかった事例はWeb版「すまいのあかり設計集＜事例編＞」でも多数ご紹介しております。

部位別や手法別などでご希望の事例を閲覧いただけますので、ぜひそちらも合わせてご確認をお願いします！