LED投光器「アウルビームER」光害対策・まぶしさ低減仕様
パナソニックのLED投光器「アウルビーム」光害対策は、夜間照明によるグラウンド面への必要な光を維持しながら周辺への光漏れとまぶしさを極力抑えることを目指した光害対策・まぶしさ低減の仕様投光器です。住宅や農地が隣接する学校グランド、市民競技場などにおすすめです。ルーバで対策するより台数を削減でき、省エネに貢献します。
※こちらの事例は旧アウルビームの事例紹介です。最新のアウルビームERではありません。
住宅が隣接する学校グラウンドや駐車場におすすめ
LED投光器 アウルビーム〈光害対策〉に搭載された高性能配光レンズで光を制御し、障害光となりやすい上方向への光を抑制。
グラウンドや駐車場周辺の民家や農地への光漏れを低減し、良好な照明環境を実現します。
納入事例
岐阜県岐阜市の岐阜メモリアルセンター 長良川球技メドウ様に当社のLED投光器が導入されました。
近隣住宅への配慮から光害対策の投光器をご採用いただきました。
※こちらの事例は旧アウルビームの事例紹介です。最新のアウルビームERではありません。
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グレアを抑え、より快適な照明環境を創出
当社独自の光学設計技術により、器具上方の輝度を抑え、一般投光器と比べ大幅にグレアを低減します。
一般投光器 | 光害対策投光器 |
---|---|
照明のグレアでボールが見えにくい |
グレアが抑制された照明でボールが見えやすい |
大幅な光漏れ抑制を実現し、周辺環境への配慮が可能
HID投光器 | LED投光器 アウルビームER |
---|---|
周辺の住宅や農地に光が漏れる |
グラウンド面の明るさを確保しながら |
光害対策のための厳しい条件をクリア
光害がもたらす主な影響の例
「光害」は人工光が、本来照明すべき範囲の外に漏れたり、周辺環境に適さない明るさや色温度であったり、必要のない時間帯にまで点灯したままであったりすることで起こります。主な「光害」の例を紹介します。
上記のような光害の影響に対する対策として環境省の「光害対策ガイドライン」に準拠した対策をしています。
漏れ光を抑制し、周辺への光害を軽減
光軸から上方15°の絶対光度を2,500cd以下に設定。環境区域E1レベルを達成※し、周辺の住宅や農地への光漏れを大幅に抑制します。
- マルチハロゲン灯Sタイプ1000形相当において。マルチハロゲン灯Sタイプ1500形相当はE2に該当します。
環境省「光害対策ガイドライン」令和3年3月改訂版より抜粋
区域 | E1 | E2 | E3 | E4 |
---|---|---|---|---|
環境 | 自然 | 郊外 | 都市の周辺 | 都市中心部 |
光環境 | 本来暗い | 低い明るさ | 中程度の明るさ | 高い明るさ |
地域対象イメージ | 自然公園、自然景観地域、 田園、里地 など |
郊外、田園、山間地域の集落、 町、村 など |
都市の周辺、都市周辺住宅地、 市街地(工業地域) など |
都市中心部、繁華街、商店街、 オフィス街 など |
減灯時間前※ | 2,500cd | 7,500cd | 10,000cd | 25,000cd |
減灯時間後※ | 0cd | 500cd | 1,000cd | 2,500cd |
- 指定された方向への最大光度値
従来品よりも大光束となり、HID灯具から1対1置き換え、
設置条件によって台数削減も可能
光学効率向上により、一般HID投光器から同台数での置き換えが可能です。
- リニューアルの際、既存設備・金具などの仕様や劣化状況などは事前に十分ご確認ください。
一般HID投光器との比較
灯具 | 従来HID投光器 | LED投光器 アウルビームER |
---|---|---|
YA56384(MT1000B/BHSC/N) |
NYS30467 LF2 |
|
照度分布図 (単位:lx) |
|
|
平均照度 競技面全体 |
102 lx |
110 lx |
設置台数 |
32台 |
28台 |
重量(1台あたり) |
灯具9.7kg+安定器21.0kg |
灯具 + 電源14.2kg |
灯具受圧面積(1台あたり) |
0.270 m2 |
0.140 m2 |
【照明設計条件】グラウンド(120m×80m)照度(平均):100 lx/均斉度(最小/平均):0.3/照明塔:6基/器具取付高さ:13m/計算面高さ:0m/保守率:HID投光器0.68、LED投光器0.81
- 民家2階窓付近の高さを想定
従来LED投光器 アウルビームとの比較
灯具 | 従来LED投光器 アウルビーム | LED投光器 アウルビームER |
---|---|---|
NYS12497K LF2 |
NYS30467 LF2 |
|
照度分布図 (単位:lx) |
一般HID投光器と比較すると、周囲への漏れ光は低減できているが、必要台数が増えてしまう。 |
|
平均照度 競技面全体 |
107 lx |
110 lx |
設置台数 |
36台 |
28台 |
重量(1台あたり) |
灯具 + 電源 |
灯具 + 電源 |
灯具受圧面積(1台あたり) |
0.184 m2 |
0.140 m2 |
【照明設計条件】グラウンド(120m×80m)照度(平均):100 lx/均斉度(最小/平均):0.3/照明塔:6基/器具取付高さ:13m/計算面高さ:0m/保守率:HID投光器0.68、LED投光器0.81
- 民家2階窓付近の高さを想定
合成配光レンズによる緻密な配光制御で漏れ光を大幅に抑制
当社独自の合成配光レンズで高効率かつ緻密な配光制御を実現しました。
配光イメージ
用途に応じた3つの配光をラインアップ
おすすめ場所
配光 | 中狭⾓タイプ配光 | ||
---|---|---|---|
用途 |
多⽬的グラウンド※ |
中規模野球場など※ |
ゴルフ練習場※ |
- 現場の条件によっては、中⾓・広⾓タイプと組み合わせてご使⽤ください。
配光 | 中⾓タイプ・広⾓タイプ配光 | |
---|---|---|
用途 |
学校グラウンド |
テニスコート |
段調光は加工品で対応可能
段調光は間引き点灯に比べ簡単※1に調光(2段階調光)が可能です。調光信号は有電圧でAC100〜242Vを使用できます。
- 間引き点灯の場合、工事においては間引きする投光器の回路分けが必要。
設計においては間引き点灯時の配灯設計(エイミング)が必要です。 - 段調光点灯の明るさは、80%、70%、60%、50%、40%、30%、25%、20%のいずれかに変更が可能です。
既設と同様の取付ピッチ
- リニューアルの際、既存設備・金具などの仕様や劣化状況などは事前に十分ご確認ください。
細かいピッチの目盛りで正確な角度調整へ配慮
電源内蔵型と電源別置型をラインアップ
省施工を実現する電源内蔵型
従来HID投光器のような電源設置場所の確保が不要で、結線の回数も低減できます。
電源部のメンテナンスが容易な電源別置型
灯具部分を軽量化し、取付架台への負荷を軽減。また電源部のメンテナンス・交換が容易にできます。
商品ラインアップ
電源内蔵型
マルチハロゲン灯Sタイプ1500形相当
マルチハロゲン灯Sタイプ1000形相当
電源別置型
マルチハロゲン灯Sタイプ1500形相当
マルチハロゲン灯Sタイプ1000形相当