住宅用火災警報器:警報が鳴ったら
「ピューピュー火事です火事です」(火災警報)が鳴ったら
火災警報が鳴った場合の対処方法
火災警報が鳴ったら、まず火元を確認し、下記にしたがって適切に対処してください。
「ピューピュー火事です火事です」と、火災警報器が鳴り始めたら、まず火元を確認してください。
火災で無い場合
- ・引きひもや警報停止ボタンで、警報を止めてください。
- ・火災以外の煙、調理中の煙や水蒸気、殺虫剤の煙が発生している場合は、換気などによって原因の煙を取り除いてください。
- ・ホコリや虫(クモなど)が入った場合に火災警報することがあります。
掃除機で吸い取ると、警報動作は止まります。
煙検知部を掃除機で2周以上吸い取ると効果的です。
「警報部」には掃除機は使用しないでください。
- ・掃除機で吸い取りを行った後は、必ず警報停止ボタンを押し動作確認を行ってください。
- ・吸い取った後も警報音が鳴る場合は、修理依頼をお願いします。
火災の場合
避難してから119番に通報するなど
適切な処置をしてください。
火災警報器が火災以外で鳴る場合
住宅用火災警報器は火災以外でも、下記のような場合に鳴ることがあります。(煙式の場合)
調理時の煙
加湿器などからの蒸気や湯気
くん煙式殺虫剤
スプレー式殺虫剤
結露
小さい虫やホコリ
煙式の場合、火災の煙以外の物質が、火災警報器内部へ入ることで警報することがあります。
「ピッピッピッ、故障です。」(故障警報)が鳴ったら
パナソニックの住宅用火災警報器は、自動試験機能を搭載しています※。
約1時間ごとに検知部の自動故障診断を行い、故障が発生した警報器で「ピッピッピッ、故障です。」と警報します。
- 警報器の外観・形状は機種により異なります。
- 音声なし、警報音のみの機種もあります。
警報を止めるには
警報停止ボタンを押す、または引きひもを引く。
→「ピッピッピッ、故障です。」が3回鳴り、メッセージが止まります。
- ●ランプは点滅を続けます。
- ●故障のままの状態であった場合は、0(直後)~24時間以内に再び警報が鳴ります。
故障警報が鳴った場合の対処
故障状態では、煙や熱を検知できないため、火災警報動作をしません。
いざ火災が発生した場合に正常に作動せず、火災の発見が遅れ、大切な家族の命や財産を失う可能性があります。
早めの取替えをおすすめします。
「ピッ、電池切れです。」(電池切れ警報)が鳴ったら(電池式の場合)
電池切れが近づくと、「ピッ、電池切れです。」の警報が鳴ります。
- 警報器の外観・形状は機種により異なります。
- 音声なし、警報音のみの機種もあります。
警報を止めるには
警報停止ボタンを押す、または引きひもを引く。
→「ピッ、電池切れです。」が3回鳴り、メッセージが止まります。
- ●ランプは約8秒ごとに点滅を続けます。
- ●電池切れのままの状態であった場合は、0(直後)~24時間以内に再び警報が鳴ります。
電池切れ警報が鳴った場合の対処
パナソニックの電池式住宅用火災警報器は電池交換が可能です。
一方で、住宅用火災警報器本体は内蔵しているため電子部品に寿命があり、が概ね10年程度で交換が必要になります。
2005年以降販売している電池式住宅用火災警報器は電池寿命が10年であり、本体寿命と同じであるため、電池が寿命になった警報器は、設置時期をご確認の上、本体を交換していただくことをおすすめします。
「ピッピッ、電波が受信できません。」(電波異常警報)が鳴ったら(ワイヤレス連動型の場合)
パナソニックのワイヤレス連動型住宅用火災警報器は、設置後も約1日1回、自動的に親器~子器間で相互に電波が届くことを確認し、電波の信頼性を確保、異常があった場合は警報します。
- 警報器の外観・形状は機種により異なります。
- 音声なし、警報音のみの機種もあります。
警報を止めるには
警報が停止します。
下図にしたがって対処してください。
原因が解消されないと、
再び電波異常警報メッセージが鳴ります。
対処方法
問題が解消しない場合は
設置後10年を過ぎていませんか?
住宅用火災警報器は、古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで火災を感知しない恐れがあります。
一般社団法人日本火災報知機工業会も10年での取替えを推奨しています。
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