矢作建設工業株式会社
エンジニアリングセンター研究棟

2階、執務室の集中ゾーンとリラックスゾーンの間に設置された環境音ソリューション

『ZEB』とWell-Beingを両立する空間に
「環境音」と「空間見える化ソリューション」を導入

2018年に建設されたエンジニアリングセンター研究棟が、改修により『ZEB』とCASBEE-ウェルネスオフィスのSランクを取得した。今回の改修設計では、まず『ZEB』認証取得が前提にあり、他の認証としてCASBEEウェルネスオフィス取得をめざして、『ZEB』とWell-Beingの二本柱で計画された。電気設備はダウンサイジングや過剰なものを省く形で、エネルギー消費量が削減されている。
Well-Beingに関しては、CASBEEウェルネスオフィスにおいてワーカーが働く場所を選べることが評価のポイントになっていることから、「空間見える化ソリューション」を導入。2階の執務スペースやリラックスゾーン、1階のミーティングルームなどに温湿度やCO₂濃度を感知するハイブリッドセンサを設置。スキャナでクラウドにこれらのデータを送信することにより、エントランスに設置されたデジタルサイネージに各ゾーンの環境が表示されている。

エンジニアリングセンター研究棟外観
見える化サイネージ
音環境の改善で
ストレスの少ないオフィスに。

○○○○○○○
○○○○さん

建築事業本部 設計部
第一設計グループ 主任
重 龍弥さん

2階では、集中ゾーンとリラックスゾーンをガラスパーティションにより、他部屋と区画しており、集中できる空間を創出しました。区画内では、電話も会話も禁止で計画していましたが、それでは制約が厳しくて使い勝手が悪いのではないかと考え、集中ゾーンとリラックスゾーンに分けた上で、話し声をマスキングする装置を探し、リラックスゾーンの話し声が集中ゾーンに届かない計画を検討しました。そこで採用したのが「環境音ソリューション」。両スペースの間に置いて、早朝の鳥のさえずりの音などにより会話の内容を聞き取りにくくしています。窓の外に広がる緑との調和かつ、環境音ソリューションによる音漏れが抑えられることで、執務者のストレスも少なくなると期待しています。

施主矢作建設工業株式会社 様
施工パナソニックEWネットワークス株式会社
採用ソリューション空間見える化ソリューション
環境音ソリューション設置工事
所在地愛知県長久手市茨ケ廻間
設置2025年6月
規模延床面積:704㎡(鉄骨造2階建)

納入事例についてもっと知りたい方はこちら

空間ソリューション事例集 2025

  • Well-Beingなワークプレイスを目指した
    最新の空間事例をご覧いただけます。
ダウンロードへ進む
最新版公開中!

納入事例についてもっと知りたい方はこちら

空間ソリューション
事例集 2025

ダウンロードはこちら

パナソニックの電気設備のSNSアカウント