赤坂サカス

桜と坂の街をエコな照明で美しく彩りたい。街路の照明ソリューション赤坂サカス

お客様の課題

TBS放送センターの跡地を整備して夜のにぎわいがある街並を創り出したい。

「赤坂サカス」は、TBS放送センターへの本社移転に伴い、旧社屋跡地など、約33,000m²を対象に赤坂5丁目再開発計画として進められたプロジェクト。2008年3月に全施設が開業しました。地上39階のオフィスビル・商業複合施設「赤坂Bizタワー」を中核として、劇場棟「赤坂ACTシアター」、ライブハウス「赤坂BLITZ」、地上21階の住宅棟「赤坂ザ・レジデンス」からなる街は、周辺地域との「街のつながり」を重視して計画されました。
ゾーニング計画にあたっては、夜の繁華街としての「にぎわい」と、赤坂の名が示す「坂」がキーワードとされ、基本的に土地の形状には大きく手を加えず、元の地形の起伏や道路の形状が残されました。
商業施設が連なるオープンスペースは、石のファサードと石畳によりクラシックモダンな石の街が創り出され、「にぎわいの軸」として通りをはさんだ赤坂の街とつながっています。一方の「緑の軸」は敷地の高低差を活かして落ち着きのある環境が創り出されました。

取り組み

LED照明器具のライン照明や間接光など、多彩な照明手法を用いて坂の街を彩る。

一ツ木通りに面する赤坂Bizタワーのアプローチには広場が設けられ、階段の蹴上部分や水景を浮かび上がらせる間接光、ベンチの足元を照らすあかりにLED照明器具を採用。
電球色の光色は周囲の空間と光質を合わせることで、温かみのある光景が創り出されました。また、メインストリートの「サカス坂」に面した赤坂ACTシアターと赤坂BLITZでは、ひさしのエッジライトに電球色のLED照明器具を配してスカイラインが演出されています。
赤坂サカスでは住宅棟につながる「さくら坂」を中心に約100本のさまざまな種類の桜が植えられています。「緑の軸」では桜や緑を楽しむ妨げにならないように、景観に溶け込む低い位置の照明が検討され、高さ670mmのポラード灯を採用。この照明器具の頂部にはフルカラーLEDが埋め込まれ、四季や時間によって光色を変える演出が可能となっています。

水景を浮かび上がらせるLED照明の間接光

水景を浮かび上がらせるLED照明の間接光

LED照明で座面を下から照射し、地面に反射光をこぼれさせる

LED照明で座面を下から照射し、地面に反射光をこぼれさせる

「緑の軸」と「にぎわいの軸」をつなぐ「サカス坂」

「緑の軸」と「にぎわいの軸」をつなぐ「サカス坂」

ポラード灯の頂部に埋め込まれたフルカラーLED照明

ポラード灯の頂部に埋め込まれたフルカラーLED照明

赤坂サカスで使用されている製品

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