インターネット配線設備:内器ユニットによる機能カスタマイズについて
ベースユニットなどと内器ユニットの組合せ手順
[マルチメディア]ポートS ギガをご使用の場合(WTJ5066)
組合せ・配置例
[必要部材]
スイッチングHUB※(WTJ8501K801 ×1)
モジュラコード(1m)(NR11601 ×1)
- スイッチングHUBを増設する場合はスイッチングHUBをACコード付にしてください。
- ブースタを追加することはできません。
[必要部材]
電話端子台(WTJ7303 ×1)
モジュール数の数え方
- 各機器のモジュール数の合計が6モジュール(ベースユニット搭載可能数)以内になるように機器を選択します。
- 搭載可能モジュール数は電源ユニット右側の1モジュールのスペースを含み6モジュールです。
- AC100Vが必要な機器の数が、2台(ベースユニットのHUBへの電源供給を除く)以内か確認してください。
[マルチメディア]ポートALLをご使用の場合(WTJ4061)
手順について
組合せ・配置例
[必要部材]
スイッチングHUB(WTJ8501K801 ×1)
双方向CATV/UHF・BS・110度CSブースタ(WTJ6710 ×1)
モジュラコード(1m)(NR11601 ×1)
電話端子台(WTJ7303)
[必要部材]
ボックスセット(WTJ4001)
電話端子台(WTJ7303 ×2)
スイッチングHUB(WTJ8501K801 ×1)
モジュール数の数え方
- 各機器のモジュール数の合計が15モジュール以内になるように機器を選択します。
- 搭載可能モジュール数は、15モジュールです。なお、左端2モジュール分は、光コンセント固定スペースとして空けておくことをおすすめします。
- AC100Vが必要な機器の数は、電源コンセント3ヵ所+VVFで1ヵ所以内となっていることを確認してください。
各機器の取り付けに関する注意事項
ベースユニット・ボックス
- ベースユニット(WTJ5086、WTJ5066)、ボックスセット(WTJ5001、WTJ5002)は、露出取り付け専用です。ボックスセット(WTJ5003、WTJ5004、WTJ4001)は、露出および半埋め込み取り付けできます。
- ベースユニット(WTJ5086、WTJ5066)の電源ユニットは、1台までVVFケーブルでAC100Vを供給できます。ボックスセット(WTJ5001)の電源端子台は、1台のみVVFケーブルでAC100Vを供給できます。ボックスセット(WTJ5002、WTJ5003、WTJ5004)の電源端子台は、3台までVVFケーブルでAC100Vを供給できます。ボックスセット(WTJ4001)の電源コンセントは、1台までVVFケーブルでAC100Vを供給できます。
- ポートS、ポートALL、ボックスセット(WTJ4001)は、他社の機器を取り付けることができません。ボックスセット(WTJ5003、WTJ5004)の木板の厚みは15mmです。他社の機器を取り付ける場合、適切な長さの木ネジをご使用ください。
LAN
- ぐっとすコード(WTJ8901)、ぐっとすプラグ(NR3555)を使用しないで、スイッチングHUBに直接LANケーブルを接続する場合、専用工具でのモジュラプラグの成端作業が必要となります。
映像
- 双方向CATV/UHF・BS・110度CSブースタをCATVブースタとしてご使用の場合は、接続可能かどうかを事前にCATV会社へご確認のうえご使用ください。
- 分配器は、ベースユニット(WTJ5086、WTJ5066)、ボックスセット(WTJ4001)には1台取り付けることができます。ボックスセット(WTJ5003、WTJ5004)には木板上のフリースペースに取り付けてください。
施工全般に関する注意事項
- 本商品の施工には電気工事士の資格が必要です。
- 活線工事はやめてください。分電盤のブレーカを必ずOFFにしてください。感電や機器の故障の原因となります。
- [マルチメディア]ポートSの施工はベースユニットに対し、向かって左から通信系の機器、次に映像系の機器という順に設置してください。施工やメンテナンスが容易になります。
- [マルチメディア]ポートALLの施工は、ボックスセットに対し、向かって左から通信系の機器、右端から映像系の機器という順に設置してください。施工やメンテナンスが容易になります。なお、左端2ユニット分は、光コンセント固定スペースとして空けておくことをおすすめします。
- 各機器の施工および取り扱いにつきましては、機器に添付の説明書をよく読んで施工してください。
- AC100Vが必要な機器にはVVFケーブルの接続が必要です。別途VVFケーブルをご使用の上、適切な長さに切断してご使用ください。