企業活動を行う上で昨今注目を集めているのが、ウェルビーイングの視点だ。幸せや健康、福祉を含む概念で、これが満たされたオフィスが働きやすい職場とされる。その中でも特に重要視されるのが個々の社員の「幸福度」だ。「幸福度の高い社員の生産性は1.3倍、創造性は3倍、エンゲージメント、モチベーションも向上する」として、企業活動と社員の幸福度の相関関係に着目してきた慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授の前野隆司氏にリモートワークでも幸福度の上がる環境作りについて伺った。
幸せな社員は、不幸せな社員より創造性が3倍高い?
「不幸」の原因を探り「幸福度」のあがる環境作りを行うには?
本資料は、これからのマネジメントのマインドセット、そして幸せを自社の事業の設計の変数として加えるべきために必要な考え方についてわかりやすく解説している。
前野 隆司氏
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授、同大ウェルビーイングリサーチセンター長。1962年山口生まれ。東京工業大卒。 キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て現職。工学博士。研究領域は、ヒューマンロボットインタラクション、認知心理学・脳科学、イノベーション教育学、創造学、幸福学。著書は「幸せな職場の経営学」(小学館)、「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」 (講談社現代新書)など多数。