空間ソリューション事例集 2025
- Well-Beingなワークプレイスを目指した
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損保ジャパン霞が関ビルは中間層免震構造による高耐震性と7日間のBCP計画を有した、損害保険会社として安全・安心に配慮した建物。最上階15・16階には吹き抜けを中心としたラウンジ「SOMPO Mirai Point」が設けられており、SOMPOグループが共同で使い、多様な働き方を促進させて、グループの企業理念が体現できる空間となっている。
特徴的なのは、オフィスにおける新たなトイレの在り方に挑戦した15階の「SOMPO TOILET」。「豊かな発見に巡り合える、まち並みのようなトイレ」をコンセプトに、用途に合わせて8つの個室を計画。リラックスやチャイルドケア、フィッティングなどの多様な個室トイレが設置された。その中に導入されたのが、ハイレゾオーディオを用いた「環境音ソリューション」。トイレの音漏れ感を軽減すると同時に、心地良いサウンドスケープを実現しており、音源にはクリエーターの灰街令さんの作品が用いられている。
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○○○○さん
損害保険ジャパン株式会社
人事部 担当部長(不動産担当)
三浦史野さん
当社は、価値ある商品・サービスを創造し、持続可能な社会を実現するため、DEIを推進しており、15・16階の空間もこれに基づいて計画しました。
15階のトイレでは、課題が指摘されるジェンダーレストイレを発展させ、リラックスやチャイルドケア、フィッティングなど、目的に合わせて利用する個室を選べるオルタナティブトイレを作りました。その中に、使用音が聞こえないように「環境音ソリューション」を採用。使用音のマスキングだけでなく、霞ヶ関側と虎ノ門側では音源の雰囲気を変えており、使用する場所により異なるサウンドも好評です。
| 施主 | 損害保険ジャパン株式会社 様 |
|---|---|
| 設置工事 | パナソニックEWエンジニアリング株式会社 |
| 音源クリエーター | 灰街 令 さん |
| 採用ソリューション | 環境音ソリューション設置工事 |
| 所在地 | 東京都千代田区霞が関 |
| 設備竣工 | 2024年10月 |
